Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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超域文学論 I 水越 あゆみ
選択  2単位
【外国語】 12-1-1410-0505-11

1. 授業の内容(Course Description)
 ウォルト・ディズニー作品の題材となっている昔話や児童文学が、原作からどのように変容しているか、比較検討する講義です。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ディズニーのアニメーションや映画作品を文化的・文学的に解釈できるようになることが、この講義の目標です。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業内テスト及び期末試験(もしくはレポート)で総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業内にてプリント(主に英文)を配布します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義内容を十分に理解するために、授業後に必ず復習をしておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 英和辞書必携
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 1940年代のハリウッド映画界
【第3回】
 ミッキー・マウスの誕生
【第4回】
 『白雪姫』の変容(1):グリム童話バージョン
【第5回】
 『白雪姫』の変容(2):ディズニーバージョン
【第6回】
 『バンビ』(1):リアリズムとファンタジーの葛藤
【第7回】
 『バンビ』(2):動物的本能の抑圧
【第8回】
 『メアリー・ポピンズ』(1):P. L. トラヴァースの原作小説
【第9回】
 『メアリー・ポピンズ』(2):ディズニー実写映画バージョン
【第10回】
 『メアリー・ポピンズ』(3):イギリス社会における階級の問題
【第11回】
 『ファンタジア』:善と悪の対立
【第12回】
 『眠れる森の美女』(1):グリム童話バージョン
【第13回】
 『眠れる森の美女』(2):ディズニー映画バージョン
【第14回】
 『眠れる森の美女』(3):ユング心理学による解釈
【第15回】
 まとめ