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授業の内容(Course Description) |
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英語のポップ・ミュージックの歌詞を読みながら、英語の様々な仕組みを理解し、多用な表現に触れていく授業です。 英語のポップ・ミュージックは、日本人にとってもっとも身近で生の英語に接することができるメディアだが、ただ聞き流すだけでは英語力を伸ばすことにはつながらない。じっくり、生の声と向き合い一つ一つの言葉をなめるように味わうことで初めてその歌の世界が目の前に立ち上がってくる。表現自体は口語的なものが多いが、時にはきわめて文学的な表現に出会うこともあり、ソング・ライターたちの背景にある英語表現の文化の奥深さに気づくことも多いだろう。 毎回2名が発表するが、取り上げる曲は学期の始めまでに決定し、歌詞は初回の授業の際に印刷物として配布する。発表の担当も初回の授業で決める曲は発表までには聴くことができるよう方策を採る。発表の前に事前指導をする。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.英語の歌詞を丹念に読む。 2.英語の音の仕組みを理解する。 3.特徴的な表現技法を理解する。 4.ミュージシャンとその背景について調べる。 5.自分の意見を配付資料を使って説明する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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発表40%、学期末リポート40%、発表に対する参加(質問など)20%の比重で評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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ピーター・バラカン(2003)『ロックの英詩を読む』集英社インターナショナル.
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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発表を担当していない場合でも、その週取り上げる歌は、辞書を引き丹念に読んでくる。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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ポピュラー音楽自体はなじみやすい表現メディアだが、それだけに「なんとなく」で済ませてしまうことが多くはないか。この授業では、その「なんとなく」をあらためて掘り返し、じっくり分析していく。各自が自分の意見を持って、それを突き合わせていくことで、曖昧な印象や思い込みは対話を通じて明確な理解へと変わっていく。発表はそのための第一歩であって、ゴールではない。発表が対話を導き出すよう聞き手にも参加を求めるので、毎回、意見を述べたり、質問をする準備をしておいてもらいたい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 導入 【第2回】 デモンストレーション 【第3回】 発表1 【第4回】 発表2 【第5回】 発表3 【第6回】 発表4 【第7回】 発表5 【第8回】 発表6 【第9回】 発表7 【第10回】 発表8 【第11回】 発表9 【第12回】 発表10 【第13回】 発表11 【第14回】 発表12 【第15回】 発表13
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