Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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職種選択 I B(メディアの接し方) 伊東 誠
選択  2単位
【自己啓発】 12-1-1501-0057-06

1. 授業の内容(Course Description)
親和力:
協働力:
統率力:
感情制御力:△
自信創出力:
行動持続力:△
課題発見力:○
計画立案力:△
実践力:△
創造力:△
 インターネットの進出で既存のマスメディア環境が激変を始めている。
 インターネット社会の発展で地球規模で情報が駆け巡る。情報を暴露するウイキリークスの登場でメディアの評価が大きくゆれ動いている。
 モバイル系のインターネットやケータイの進出と大震災の影響ででメディア事情が様変わりをしている。
 従来、長い歴史の中で築きあげてきたメディアの信用や権威は大きく後退をしている。
 この授業ではメディアの変化の現状を検証していく。
 テレビ局自体の変化が始まっている。新聞のビジネスモデルは崩壊へ歩みだしている。
 出版は再生できるのか。メディアが抱える問題点と将来へ向けての方向性を探っていきたい。
 できる限り映像素材を収集してメディアの実態を紹介する。
 毎回のテーマごとにB5一枚のレポートをボールペンか万年筆ででまとめる。
 レポートは全部読み添削、採点する。後日まとめて返却するために、履修は120名限定とする。
 1、2回目のレポートで選考して、直ぐに履修者を発表。
 毎回、キーワードを出題。ツイッター方式で120~140文字で解説(つぶやき)を書く。
 自分の考えを限られた時間の中でまとめる力を養成する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 メディアの特性がインターネットとの組み合わせで様変わりをしている。
 メディアの生き残り戦争が始まっている。
 各メディアがこれから先、どのような変化を遂げるのか各種情報を精査して議論を重ねていきたい。
 自分の考えるメディアのあり方をまとめよう。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回提出するB5一枚のレポートで全体の60%の評価を。期末テストで40%の評価をする。
 キーワードのツイッター方式のつぶやきも評価。出席点も十分に配慮して総合評価をする。
 メディアの情報を鵜呑みにすることなく、批判精神を持ってメディアに接するべき。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『情報メディア白書2012』電通総研編 ダイヤモンド社
 『「未来」はMITで創られる』COURRiE・JAPON 2012.1号
 『池上彰のメディア・リテラシー入門』池上彰著 オクムラ書店
 『テレビ局削減論』石光勝著 新潮新書
 『創』テレビ局の徹底研究 2012.1号
 『週刊東洋経済』『週刊ダイヤモンド』『日経エンタテインメント』
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 MELIC(図書館)を積極的に利用しよう。多くのメディアに接することでメディアの変化を体感しよう。
 フリーペーパーやフリーマガジンを駅の周辺で入手してメディアとしての役割を確認。
 モバイルメディアの体験をして情報の拡散を考えよう。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 TA(ティーチングアシスタント)制度を導入。TAを3~4名指名。TAによる個別テーマの研究で10分間プレゼンテーションも。
 教員と学生がコミュニケーションをとり授業が円滑に進むようにお互いに協力し合い努力する。
 授業開始後には教室の後扉を施錠。5分までは前の扉から入室可。
 「遅延証明書」提示と特別な理由がある場合は前扉から。
 短時間に与えられたテーマのレポートをボールペンでまとめる力を身につけよう。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 広告の実際    CM、広告の減少     インターネット広告
【第2回】
 創刊誌      付録ビジネス      週刊誌の部数
【第3回】
 映画ビジネス   アニメーション     シネコン
【第4回】
 フリーペーパー講座① シティリビング・OL向けFPの作り方(昨年実施)
【第5回】
 フリーペーパー講座② データから見たフリーペーパー(昨年実施)
【第6回】
 フリーペーパー講座③ メディアシェイカーズ・『R25』創刊からこれまで(昨年実績)
【第7回】
 ロボット     家庭用         医療、福祉、介護
【第8回】
 NHK番組たまご   クローズアップ現代  オンデマンド
【第9回】
 テレ東経済番組  カンブリア宮殿     WBS  ガイアの夜明け
【第10回】
 ネットの将来   情報管理        ゲームの世界
【第11回】
 テレビの将来   地デジ(2011.7.24)後  インターネットテレビ
【第12回】
 新聞の将来    電子新聞        ネットサイト
【第13回】
 出版の将来    電子書籍        iPod、キンドル、リーダー
【第14回】
 ラジオの将来   インターネットラジオ  ラジコ
【第15回】
 モバイルの将来  コンテンツビジネス   eラーニング
 ※テーマは変更される場合もあります。