Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
超域思想特論 II 宇多 浩
選択  2単位
【超域文化専攻】 12-1-1501-0738-08

1. 授業の内容(Course Description)
 超域思想論特論では、古代から現代までの主要な西洋哲学の基礎文献を原書(もしくは翻訳)によって読解し、その内容を解説しつつ互いに討議する。後期は現代哲学、とりわけその主要な潮流の一つである現象学について。なお、扱う題材は、受講する学生との相談によって、適宜、調整することも可能。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 それぞれの哲学者の基礎文献のエッセンスを理解し、現代に至るまでの哲学の主要な流れをつかむこと。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への参加度(50%)と学期末のレポート(50%)によって評価する予定。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 最初の授業で指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業までに、参考文献の該当箇所を読解しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業では文献の読解を重視します。翻訳でも構いませんが、内容の要点を自分で理解しながら地道に読んでいくことが大切です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業のガイダンス
 授業の進め方、テキストについて
【第2回】
 フッサール 『イデーンⅠ』(1)
【第3回】
 フッサール 『イデーンⅠ』(2)
【第4回】
 フッサール 『イデーンⅠ』(3)
【第5回】
 フッサール 『イデーンⅡ』(1)
【第6回】
 フッサール 『イデーンⅡ』(2)
【第7回】
 ハイデガー 『存在と時間』(1)
【第8回】
 ハイデガー 『存在と時間』(2)
【第9回】
 ハイデガー 『存在と時間』(3)
【第10回】
 ハイデガー 『存在と時間』(4)
【第11回】
 メルロ=ポンティ 『知覚の現象学』(1)
【第12回】
 メルロ=ポンティ 『知覚の現象学』(2)
【第13回】
 メルロ=ポンティ 『知覚の現象学』(3)
【第14回】
 サルトル 『存在と無』
【第15回】
 講義のまとめ