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授業の内容(Course Description) |
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情報通信技術の急速な発展とともに厖大化するインターネット情報資源の構築と検索の仕組みについての基本を学ぶと同時に、大学における学習や研究に用いる、さまざまな検索トゥールとその有効な検索法と、インターネット情報資源の活用法、評価法について学ぶ。図書館と図書館員に求められるデジタル情報資源とインターネット環境の整備について考える。オンライン・データベースの活用法について、講義と演習を交えて学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)情報のデジタル化、インタネット情報資源の現状についての理解。 2)図書館情報資源と情報のデジタル化、情報アクセスの動向についての理解。 3)デジタル情報資源の検索と活用についての知識とスキルの向上。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とショートコメント(40%)、各段階における小レポートとスキルチェック(30%)、最終レポート及び最終スキルチェック(30%)により総合的に評価する。 いかなる理由であれ、授業回数(15回)のうち5回以上を欠席した人、指定期日までに小レポートを提出しない人、各段階におけるスキルチェックで合格ラインに達しない人は最終評価の対象から除外する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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適宜プリントを配布する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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WORD、EXCEL、PowerPointができること、インターネットでのメールの送受信、添付ファイルでのレポート提出も最低スキルとして求める。それが出来ない人は履修を取り消されることもあるので注意すること。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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図書館司書を目指す人にとって、情報通信技術に関する知識と技能は必須のものとなっていることに留意すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(授業の目的、進め方、評価法など) 【第2回】 インターネットと情報利用行動の変化 【第3回】 検索トゥール(1)検索エンジンの特性と検索オプション 【第4回】 検索トゥール(2)検索エンジンを用いた効果的な検索と評価 【第5回】 検索トゥール(3)図書館資料の検索トゥールと効果的な検索と評価(1) 【第6回】 検索トゥール(4)図書館資料の検索トゥールと効果的な検索と評価(2) 【第7回】 検索トゥール(5)論文・記事の検索トゥールと効果的な検索と評価(1) 【第8回】 検索トゥール(6)論文・記事の検索トゥールと効果的な検索と評価(2) 【第9回】 専門主題分野のインターネット情報資源(1)医学、医療、生命科学 【第10回】 専門主題分野のインターネット情報資源(2)法律、判例 【第11回】 専門主題分野のインターネット情報資源(3)経済、経営 【第12回】 各種のSNSと情報発信 【第13回】 デジタルアーカイヴの構築(1) 【第14回】 デジタルアーカイヴの構築(2) 【第15回】 総括
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