1. |
授業の内容(Course Description) |
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図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等の方法、参考図書・データベース等のレファレンス情報資源、図書館利用教育、発信型情報サービス等の新しいサービスについて解説する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)図書館における情報サービスの意義についての理解 2)図書館情報サービスと利用者ニーズとのマッチングの諸相の理解 2)図書館における各種の情報サービスについての理解 3)図書館における情報サービスの現状の問題点と将来像の理解
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席とショートコメント(40%)、小レポートとグループワーク(30%)、最終レポート(30%)等により総合的に評価する。 いかなる理由であれ、授業回数(15回)のうち5回以上を欠席した人、指定期日までに小レポートを提出しない人は最終評価の対象から除外する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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適宜プリントを配布する。 山崎久道編『情報サービス論』(現代図書館情報学シリーズ) 樹村房、2012 を推奨参考文献とする。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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MELICや地元の公共図書館において、リファレンス・サービス等を経験し、情報サービスの実情について把握しておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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グループワークを行う。グループ活動に主体的かつ積極的に参加する努力ができない人はグループ活動の評価のマイナス要因となるので予め履修を取りやめること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(何を学ぶのか、授業内容、履修心得、評価方法等について) 【第2回】 情報社会と図書館の情報サービス 【第3回】 図書館における情報サービスの意義と種類(レファレンスサービス、レフェラルサービス、カレントアウェアネスサービス、読書相談、利用案内等) 【第4回】 レファレンスサービスの理論(利用行動、レファレンスプロセス、事例活用、組織と担当者、サービスの評価) 【第5回】 レファレンスサービスの実際(レファレンスサービスの体制づくり、実施、普及、現状と問題点等) 【第6回】 情報検索サービスの理論と方法 【第7回】 各種情報源の特質と利用法 【第8回】 各種情報源の解説と評価(参考図書、ネットワーク情報資源も含む)(1) 【第9回】 同上(2) 【第10回】 各種情報源の組織化(二次資料の作成、情報発信を含む)(1) 【第11回】 同上(2)パスファインダー 【第12回】 発信型情報サービスの意義と方法 【第13回】 図書館利用教育(1) 【第14回】 同上(2)さまざまな利用教育 【第15回】 総括
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