Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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キャリアデザイン演習 I ・ III 由井 文良
選択  各2単位
【自己啓発】 12-1-1501-1759-01

1. 授業の内容(Course Description)
親和力:○
協働力:△
統率力:◎
感情制御力:
自信創出力:△
行動持続力:
課題発見力:
計画立案力:◎
実践力:
創造力:○
 この授業では「職業」と「人生」をキーワードに、3・4年次の2年間を通じて、キャリアデザインを明確にするとともに、チャレンジ意識を高めワンランクアップの就職にチャレンジし、結果を出すことを目的としています。就職活動は個人戦ではなく、学生同士が自己開示の上、お互いに情報交換しながら戦った方が効果的です。業界研究、就職合宿などを通してチームワークに力を入れて行きたいと思います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 規律性・発信力・課題発見力・創造力の増進。
 皆さんには、キャリア(仕事面での能力)を磨き、ツブシのきく人間になって、満足の行く職業人生を歩んでほしいと願っています。その意味で就職は皆さんの最終目標ではなく、人生の新たなスタートです。新卒で就職したら、5年以上は勤めて、基礎をじっくり学んでほしい。では、5年以上勤められそうな会社をどのように見つけるか?
 その『技』をこの演習で身に付けて頂きたいと思います。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況、授業参加態度70%、キャリアサポートセンター(以下CSC)が実施する就職支援行事(下記6番の項目)への参加状況10%、SPI試験結果10%、課題提出およびその評価10%。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献:当日の配付資料。就職ガイドブック『CHALLENGE』、森吉弘著『就活必携』アスペクト、田口久人著『受かる自己分析シート』日本実業出版社、小泉十三著『「頭がいい人」と言われる文章の書き方』河出書房新社、箱田忠昭著『「できる人」の聞き方&質問のテクニック』フォレスト出版、吉田たかよし著『「分かりやすい話し方」の技術』講談社、SPIノートの会編著『この業界、企業でこの「採用テスト」が使われている!』洋泉社、三田紀房著『銀のアンカー』集英社。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自分史作成、ジョハリの窓、社会人基礎力検査、自分流就業力測定、コンピテンシー診断などの検査により現在の自分を知り、保有能力の増進を図る。PDCAサイクルの実践。バーチャル株式投資による業界・企業研究。
 自学自習の勧め:SPI・一般常識・時事問題は自学自習で行うこと。また、新聞購読と1週間に1回コラムの書き写しで文章表現を訓練すること。LMSに掲載の文書を読んで参考にすること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 CSCが行う次の2つの行事への参加を必須とする。
 5月:就職活動スタートガイダンス、7月:SPIテスト。
 夏休み中のゼミ独自の企業見学会、就職合宿への積極的参加を望む。この授業では一方的に講義を聞くのではなく、グループディスカッション(GD)グループワーク(GW)を通して自主的・主体的に「話す」「聴く」「考える」「書く」など個々人の積極的参加を望みます。幅広い視野で業界研究・企業研究を進めることを目的に、バーチャル株式投資を行います。また、社会、政治、経済など世の中の動きに関心を持ち、自分との関係を考えること。時事問題・一般常識を磨くため日本経済新聞の定期購読を奨励します。4年生はティーチングアシスタントとして授業運営への協力、ゼミ3年生への情報提供とアドバイス。更にジュニアアドアイザーに登録し、CSCとの連携によるライフデザイン演習での体験報告、就職イベントの企画実行。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション(授業目的・年間計画・評価方法)、講師紹介、自分史、ジョハリの窓とは?
【第2回】
 建学の精神、自分流、目標設定と行動計画立案(PDCAサイクル)、CDマップ作成
【第3回】・【第4回】
 自分史をもとに自己分析(現在の自分、理想の自分、働く自分)≪GD&GW≫
【第5回】
 社会人基礎力とは?
【第6回】・【第7回】
 履歴書の作成と相互評価 ≪GD≫
【第8回】・【第9回】
 筆記試験の概要
【第10回】・【第11回】
 業界・職種研究、働き易い会社とは? 職業選択での優先事項は?
【第12回】・【第13回】
 志望業種別に分かれてGWおよび研究発表。1分間自己PR
【第14回】
 4年生の体験談
【第15回】
 前期の振り返りと夏休みの過ごし方