1. |
授業の内容(Course Description) |
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学校図書館は、学校教育に欠くことのできない基礎的な共同利用施設であり、指導と学習を支える重要な役割を担っている。豊かな学校図書館体験があれば、児童・生徒は生涯にわたる積極的な図書館活用者に育つ。図書館活用の意義と方法を理解する教諭と司書教諭が協力して図書館活用法を指導すれば、その芽はさらに大きく育てることができる。 この授業では、学校教育における学校図書館と司書教諭の果たす役割を明らかにし、学校図書館の理念と教育的意義、学校図書館の歩み、教育行政と学校図書館、学校図書館の経営、司書教諭の任務と役割、図書館メディア、新しい情報メディアの活用、学校図書館活動、関連する法規などについて、基本的な理解を図ることを目的としている。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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学校図書館について教員として必要な基本的知識を獲得し、将来、司書教諭として働く際に必要な心構えを身に付け、司書教諭課程の他科目を学習していく全体見取図を持つことを目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・出席(60%)、レポート(30%)、授業参加度(10%)の総合評価。毎回、授業中に小レポートがあり、次回までの復習レポートがあり、最終回に課題レポートがある。 ・初回・最終回を含む3分の2以上の出席と、課題レポート全点提出が必須。出席やレポートに不正があった場合は自動的に不合格とする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:今まど子編著『図書館学基礎資料』樹村房、 最新版 1,050円 参考文献:適宜紹介する。 *テキストは必ず初回授業までに入手しておくこと
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎回、学習内容の復習のため次回までの復習レポートが課される。毎週1-2時間の自習時間の確保が履修の必須条件である。次回授業中に自習成果のミニ発表と討論を行うので充分な準備をして授業に臨むこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)学期開始時点で必ずこのシラバスをオンラインで再確認すること。 2)第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法の重要な説明があるので必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は事前に相談すること。事前相談がなかった場合、第2回目以降の出席は認めない。 3)司書教諭としてだけでなく教科教諭としても役立つ実践的な知識技能を主体的に習得する意欲ある学生を求める。「とりあえず取っておく」的な動機で履修しないこと。 4)学習到達目標に掲げた専門的な知識・技能・姿勢を実質的に身に着けるため、文献調査・レポート作成・発表・討論を徹底的に反復練習する。積極的な授業参加が求められる。 5)相乗り科目での履修者は、司書教諭志望者と同等の課題をこなす覚悟が必要。配当年次どおりの基礎知識が前提となるので、安易な気持ちで履修しないこと。 6)パソコン、メール、ウェブ、ワープロソフトについて初級以上の知識・技能が必須。 7)授業中は私語、読書、ケータイ等の行為は一切禁止。違反者は即刻履修無効とする。 8)コミュニケーション力向上のためグループ討論と個人発表を行うので、学期中3回以上の挙手発言が単位取得の必須条件。発言する意思のない学生は履修しないこと。 9)特別な理由による欠席(就職活動・教育実習)は必ず事前に欠席届を提出すること。教育実習による長期欠席には、代替策として「特別レポート」を課する。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業オリエンテーション 司書教諭の任務 授業の目的と内容、授業の進め方、評価の仕方など。 【第2回】 学校司書の役割 【第3回】 司書教諭の役割 【第4回】 司書教諭の仕事 【第5回】 蔵書構築 【第6回】 選書基準 【第7回】 授業連携 【第8回】 学校図書館改造計画 【第9回】 運営参加者の獲得:投書に回答する 【第10回】 広報・利用促進・利用者教育のための栞(ブックマーク) 【第11回】 図書廃棄 【第12回】 資料の組織化 【第13回】 図書館利用教育 【第14回】 学習成果発表会 【第15回】 まとめ 司書教諭の仕事 学習成果の自己評価、授業評価 *授業計画は学習状況によって変更することがある。
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