Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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自然法則と認識 II - I 大石 不二夫
3群  2単位
【三群】 12-2-2120-2702-04

1. 授業の内容(Course Description)
 地球には無数の生物が生きている。ヒト(ホモサピエンス、人類)もその一種である。しかし、原発事故による放射線汚染をはじめ、地球環境を悪化させたのは、ヒトである。その責任を感じる必要がないか?
 この「自然法則と認識Ⅱ―Ⅰ」では、環境問題を考え、適切な対策を実行し、ビジネスとして活用するために、不可欠な「化学」の常識とタンパク質やウィルスまでを学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 原子、分子の誕生から化学の基礎を理解し、活用できるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(出欠・質疑等)とレポートと期末試験から評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:三浦洋四郎『生命と環境の化学』(八千代出版)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキストを予習
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 化学記号や化学式の便利さに気づき、化学が好きになるようになる。信じてついてきてほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 生命と化学とのかかわりは?
【第2回】
 原子と分子の誕生
【第3回】
 元素の周期率と化学結合の基礎、原爆と原発
【第4回】
 酸と塩基とpH
【第5回】
 無機化合物と有機化合物、異性体
【第6回】
 身近なタンパク質
【第7回】
 酵素
【第8回】
 狂牛病とプリオン
【第9回】
 糖質と人工甘味料
【第10回】
 食物繊維
【第11回】
 脂質の種類
【第12回】
 脂質の過酸化
【第13回】
 油脂―天然と人工、コレステロール
【第14回】
 核酸の種類、遺伝子とゲノム、最近とウィルス、HIVとエイズ
【第15回】
 全員討論「環境問題における化学の役割は?(原因・経過・対策)」