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授業の内容(Course Description) |
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環境問題は地球環境といわれる広域の環境悪化だけではない。身近な環境問題もある。ごみ問題がその代表的なものであり、世界共通の問題でもある。エベレスト山もごみに汚れ、富士山は山麓の不法廃棄物のせいで世界遺産に指定されない。地球環境論Ⅱでは、ごみの実態を探り、廃棄物の処理法の実情を理解し、今後のビジネス化を考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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ごみ問題を把握し、「ごみはすべて資源である」と確信させる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(出欠・質疑等)とレポートと期末試験から評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:廃棄物学会編『新版ごみ読本』(中央法規)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストを予習
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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予習が何より。新聞、TVからトピックスを集めてくる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 国内のごみ問題―物質循環と資源循環とは何か? 【第2回】 大量生産、大量消費、大量廃棄の時代 【第3回】 ごみの時代変化と制度の歴史 【第4回】 廃棄物にはどんなものが、どのくらいあるか? 【第5回】 ごみ処理の方法とダイオキシン問題 【第6回】 リサイクルとは?高度成長期の実態 【第7回】 最近のリサイクル・リユース・リデュース 【第8回】 国際的なごみ問題―各国のごみ発生量と処理方法 【第9回】 先進国のごみ問題 【第10回】 途上国のごみ問題 【第11回】 ごみと海洋汚染 【第12回】 ごみの越境移動と国際条約 【第13回】 循環型社会へのごみ対策は? 【第14回】 国境を超えるリサイクル 【第15回】 全員討論「ごみを資源に変えられるか?」
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