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授業の内容(Course Description) |
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第二次世界大戦後の世界史の展開を概観しつつ(イギリス史の事例を中心にします)、現代のわたしたちを取り巻く諸問題を歴史的に考えます。そのために三つの問題群に焦点を当てて、戦後世界史の展開を検討します。①世界経済の展開と国際通貨制度 ②福祉国家の展開 ③国際関係と核兵器。に授業を進めてゆきます。 高校での歴史授業とは違って、講義で取り上げる歴史事象の数は絞り込まれます。それら出来事・事象について「なぜ起こったのか?」「なぜそういった展開となったのか?」「いかなる影響をもたらしたのか?」といった問いかけをしながら歴史を学びたいと思います。こうした姿勢で学ぶことで、私たちの現代社会を取り巻くいろいろな問題について深く、多面的に理解する練習になることを期待してください。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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①授業で取り上げる時代・地域の主要な歴史事項について(具体的に指定する)、概要を説明できる。 ②授業で取り上げる時代・地域の主要な歴史事項についていくつか、その経緯・背景、影響、評価を概説書や参考文献を利用しながらまとめることができる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席・小テスト・課題報告などの平常点(40%程度)、定期試験成績(60%程度)をもって総合的に評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献は適宜、授業中に紹介します。 なおテキストは指定しませんが、油井第三郎・古田元夫『世界の歴史28 第二次世界大戦から米ソ対立へ』(中央公論新社、2010年)/猪木武徳・高橋進『世界の歴史29 冷戦と経済繁栄』(中央公論新社、2010年)を、講義期間中に一読することを勧めます。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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「授業の到達目標」に従って、小テストのための学習や課題報告の準備を課します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)世界史の理解度は問いません。 (2)他の受講者の学習を妨げるような行為については厳しく対応します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の概要と進め方について 【第2回】 問題提起と序論 【第3回】 20世紀世界の幕開け 【第4回】 第二次世界大戦(1):なぜ大戦は起こったのか? 【第5回】 第二次世界大戦(2):戦後世界構想――その1 【第6回】 第二次世界大戦(3):戦後世界構想――その2 【第7回】 戦後国際通貨体制の展開(1) 【第8回】 戦後国際通貨体制の展開(2) 【第9回】 戦後国際通貨体制の展開(3) 【第10回】 福祉国家の誕生と変容(1) 【第11回】 福祉国家の誕生と変容(2) 【第12回】 戦後国際関係の展開――冷戦と核(1) 【第13回】 戦後国際関係の展開――冷戦と核(2) 【第14回】 戦後国際関係の展開――冷戦と核(3) 【第15回】 新しい世紀へ・まとめ
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