1. |
授業の内容(Course Description) |
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授業前半では、医療保険、医療制度、医療機関について学んできた学生に、テキスト(診療報酬請求の実務、医科診療報酬点数表)をもとに、医療行為と医科診療報酬点数を関連づけて講義する。授業後半では、診療報酬明細書(レセプト)作成の演習を行う。毎回授業終了時に小テストを行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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診療録(カルテ)に記載されている医療行為を医科診療報酬点数表、薬価基準をもとに点数化して診療報酬明細書(レセプト)を作成する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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15回目の授業で実施する試験(40%)、14回までの授業の出席状況、毎回授業終了時に行う小テスト(60%)で評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『診療報酬請求の実務』(財)日本病院管理教育協会 『診療報酬請求の演習』(財)日本病院管理教育協会 『医科診療報酬点数表』(財)日本病院管理教育協会
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業の計画を参照してテキストの該当箇所を事前に読んでおくことを勧める。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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医療事務に関心があり、意欲的に学ぶ学生の受講を希望する。 テキストに沿って授業を進めるので、全てに出席することで診療報酬明細書(レセプト)の作成について学べるため、欠席した時は友人にノートなどを借りて自学自習すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 医療保険制度について概説 【第2回】 基本診療料の初診料、再診料、時間外加算について 【第3回】 特掲診療料の指導管理料、在宅医療について 【第4回】 特掲診療料の投薬について 【第5回】 特掲診療料の注射について 【第6回】 特掲診療料の検査について 【第7回】 特掲診療料の画像診断について 【第8回】 特掲診療料の処置、手術(手術・輸血)、麻酔について 【第9回】 特掲診療料のリハビリテーション、精神科専門療法、放射線治療について 【第10回】 基本診察料の入院料等、特定入院料、短期滞在手術基本料、入院時食事療養費について 【第11回】~【第14回】 レセプトの各項目の説明と作成演習 【第15回】 試験(診療録(カルテ)をもとに診療報酬明細書(レセプト)を作成)
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