Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
教育実践研究 II 石橋  昭
必修  2単位
【教職大学院】 12-1-1331-1834-12

1. 授業の内容(Course Description)
 配属学級を中心に、教科等の授業の教育実践を通じて、授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法などにかかわる授業実践力、児童生徒理解とそのための技法の獲得、及び、学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導についての理解とその力量を高める実習を行いつつ、教員の協働的な業務や校務分掌など、学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、組織的に課題解決を図る職務遂行能力の育成を目指す実習を行う。また、管理職の下で、校内の多様な学校運営に助力したり、コーディネートしたりする実習を進め、その力量を高める。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 教育課程の編成・実施、教師の協働的な業務や校務分掌などの学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、学校の有力な一員として、組織的に課題解決を図る職務遂行能力を獲得する。
 <A類学生>
 ・教員の協働的な業務や校務分掌など、学校運営に関わる多様な職務の実習に継続的・総合的に取り組み、組織的に課題解決を図る職務遂行能力の育成を目指す実習を行う。
 ・配属学級を中心に、教科等の授業の教育実践を通じて、授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法、児童生徒理解とそのための技法などを理解とその授業実践力、及び学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導についての理解とその力量を高める実習を行う。
 <B類学生>
 ・上記の実習を行いつつ、管理職の下で、校内の多様な学校運営に助力したり、コーディネートしたりする実習を進め、その力量を高める。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 実習校からの評価、実習記録、実習報告書等を参考として総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト
  特になし。
 参考書
  適宜紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 実習校についての実態を十分に把握し、教員としての服務・指導の充実を図れるよう準備する
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 指導教員と十分な連携を図り、実習記録の提出・指導を大学担当教員と連携を密にする。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 1 実習期間
  ・9~1月
 2 主な実習内容
  ・学習指導要領の理解と説明
  ・教育課程編成の課題分析、教育課程編成の実際
  ・年間指導計画の作成
  ・特別活動(学校行事等)の企画・運営への参加、指導の実際
  ・教育相談体制(関係機関との連携を含む)の理解と実際
  ・学校の安全管理体制の理解と実際
  ・特別支援教育に関する校内委員会への参加と指導の実際
  ・キャリア教育の推進状況の把握、実際
  ・教職員の服務や服務事故防止の取組の理解
 3 実習方法
  ・実習内容や連携協力校、学生の課題・能力にあった実習スタイルをつくる。
  ・学生は配属学級での実習に加え、校務分掌や教職員の協働的な職務へ参加する。
  ・放課後には、学生、担当教員、大学教員による指導の会を定期的に実施し指導を受け、常に課題を明確にしながら実習に取り組めるようにする。