1. |
授業の内容(Course Description) |
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生理学は、生命維持に必要な人体の仕組み、あるいは、身体運動を含む生命活動を維持している人体の基本的な仕組みを追求する学問領域である。 ここでは、生命の基本単位である細胞性状と機能、神経系、感覚系、呼吸系、循環系について理解を深める。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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生体の生理学的応答を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への参加(最大20%)、筆記試験(80%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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生理学関連テキスト一般 『救急救命士標準テキスト 第1巻 改訂第8版』 『はじめの一歩のイラスト生理学』羊土社 『医療系学生のための生理学概説』大学教育出版
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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あらかじめ各自で用意した参考書の予定講義内容に関する項目に目を通す。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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演習をかねて単元ごとに小テスト(ノート・プリントの参照可、相談可)を実施するので、理解を深めるための足掛かりにしてほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 生理学緒論:オリエンテーション、生理学緒論、細胞の基本特性 【第2回】 細胞膜の興奮:細胞膜の電気現象、刺激と興奮の関係 【第3回】 神経の興奮伝導:ニューロンの電気特性 【第4回】 興奮の伝達:受容器感覚神経接合部、シナプス伝達、神経筋接合部、筋細胞間の伝達、小テスト 【第5回】 中枢神経系①大脳皮質の機能、大脳基底核の機能、辺縁系の機能、 【第6回】 中枢神経系②間脳の機能、脳幹の機能、小脳の機能、脊髄の機能 【第7回】 末梢神経系:体性神経系、自律神経系、神経伝導路、小テスト 【第8回】 感覚系①体性感覚、内臓感覚、味覚、嗅覚 【第9回】 感覚系②前庭感覚、聴覚、視覚、小テスト 【第10回】 呼吸器系①呼吸器の構造と呼吸運動、ガス交換 【第11回】 呼吸器系②ガスの運搬と酸素解離曲線、酸塩基平衡、呼吸運動の調節、小テスト 【第12回】 循環器系①心臓の構造と働き、心筋の特性、心電図、心臓の神経支配と反射 【第13回】 循環器系②血流力学、循環の調節 【第14回】 循環器系③特殊領域の循環、リンパ、脳脊髄液、小テスト 【第15回】 まとめ
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