Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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スポーツ解剖学 II 高尾 昌人
選択  2単位
【スポーツ医療】 12-1-3074-0676-03

1. 授業の内容(Course Description)
 アスリートや指導者にとって、スポーツを効果的・効率的に、かつ安全に行うためには、スポーツを科学的に解析し理解する必要がある。そのためには、スポーツ医学、トレーニング理論、スポーツ生理学、スポーツ栄養学等スポーツに関連する多くの学問について習熟する必要があるが、その全てにおいて、解剖学を知らなければ本質を理解することはできない。すなわち、解剖学はスポーツを科学的に考える上で必須の知識といえる。本講座では、生体のどの位置にどのような構造物があるかを知る“静的な解剖”と、その構造物が実際の運動においてどのように働くかを知る“機能解剖”について、具体例を挙げながらできるだけわかりやすく解説していきたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 下肢を構成する組織の形態と働きを、スポーツ動作と関連づけて理解する。さらに他の動物と人とを比較する比較解剖学から、パフォーマンスを向上させたり、スポーツ傷害を予防するための知見を得る。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 成績は授業中に行う小テスト・レポートにより評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 公認『アスレチックトレーナー専門科目テキスト 2 運動器の解剖と機能』財団法人日本体育協会
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 身体の構造や機能に関する本や番組を、興味を持ってできるだけ多くみるのが望ましい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講義のガイダンス、成績の評価方法について説明する。これから学んでいく上肢の解剖学についての基本的な理解を得る。
【第2回】
 膝関節の骨格と関節について学ぶ。
【第3回】
 膝関節の運動、筋について学ぶ。
【第4回】
 膝関節の血管、神経について学ぶ。
【第5回】
 足関節・足部の骨格、関節について学ぶ。
【第6回】
 足関節・足部の運動、筋について学ぶ。
【第7回】
 足関節・足部の血管、神経について学ぶ。
【第8回】
 足のアーチと足の形について学ぶ。
【第9回】
 解剖学の知識を実際例へどのように応用していくのか1
【第10回】
 解剖学の知識を実際例へどのように応用していくのか2
【第11回】
 解剖学の知識を実際例へどのように応用していくのか3
【第12回】
 解剖学の知識を実際例へどのように応用していくのか4
【第13回】
 講義のまとめと試験のポイント1
【第14回】
 講義のまとめと試験のポイント2
【第15回】
 小テスト、レポート作成。