Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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解剖学 II 入江 宏
必修  2単位
【スポーツ医療】 12-1-3074-0838-04

1. 授業の内容(Course Description)
 解剖学は人体の基本的な構造を肉眼的な面にまた組織学的な面から明らかにする学問でこれを学ぶことはおよそ人の医療の分野に従事しようと志す者にとって重要な基本である。解剖学Ⅰでは専門科目の基礎である身体の臓器の位置と形態について概要を理解する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 体育や運動を指導する職につく者に必要とされる解剖学の知識の初歩を習得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 なお、評価点については、出席点、定期試験、レポートなどの評価から、学習態度などを斟酌して点数化し60点以上を合格とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書:南江堂 『入門人体解剖学 改定第5版』 藤田恒夫 著
 参考書:医学書院 『図解解剖学辞典 第2版』 石川春律 他著
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
 受けた講義はその日に復習し、特に解剖学用語や図は書いて覚えること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 人体の構造に興味を持ち積極的に質問などしてほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 胚発生、減数分裂、器官形成の概要を理解する。
【第2回】
 人体の発生についてのメカニズムを詳細に総合的に理解する。
【第3回】
 血液と骨髄について理解する。
【第4回】
 循環器系1 心臓の構造と血液につき詳細に総合的に説明できる。
【第5回】
 循環器系2 血管の走行とリンパ系につき詳細に総合的に理解できる。
【第6回】
 呼吸器系 呼吸器系の構造と機能につき詳細に総合的に理解できる。
【第7回】
 消化器系1 肝臓と膵臓の構造と機能につき詳細に総合的に理解できる。
【第8回】
 感覚器系とその構造を理解する。
【第9回】
 内分泌系 内分泌器官の構造と機能につき詳細に総合的に理解できる。
【第10回】
 泌尿器・生殖器系 泌尿器・生殖器系の構造と機能につき詳細に総合的に理解できる。
【第11回】
 骨格系1 主要な骨の構造と機能につき詳細に総合的に理解できる。
【第12回】
 骨格系2 関節の構造を詳細に総合的に理解できる。
【第13回】
 筋系1 主要な筋の機能を詳細に総合的に理解できる。
【第14回】
 神経系1 末梢神経の構造と自律神経系の構造を詳細に総合的に理解できる。
【第15回】
 神経系2 中枢神経の構造を詳細に総合的に理解できる。伝導路、血液脳脊髄関門