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授業の内容(Course Description) |
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20年度から1年次~受講可能となった本講義では、栄養学の基礎から始めて、健康増進への応用まで一通りの知識と技術を15時間で身につけることを目的とする。終了時には受講した全員が、将来単身赴任した場合にもきちんと健康管理できる食品選択の実践レベルまで到達することを目標とする。健康スポーツ科の関連科目として、3年次~選択科目の「スポーツと栄養Ⅰ」「同 Ⅱ」(通年)および1年次~必修科目の「からだの働きと栄養」があるが、これらは主に、競技スポーツにおけるトレーナーや指導者、体育科教員を目指す学生のために設定された内容である。養護教諭や健康運動指導士を目指す学生はとくに、この「栄養学」を真剣に学ぶ必要がある。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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自分の栄養状態を評価できるようになること。さらに、健康運動指導士に必要な「体格や体調の調整のための栄養学」の知識を、必要に応じて使えるようになること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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演習状況30%、レポート30%、授業内テスト30%、やる気10%。栄養については義務教育の家庭科や学校給食で、10年以上学んできたはずであるが、果たして身に付いたといえるだろうか。一人暮らしの人も多いことだろうが、外食も含め、実際に口に入る食事や飲料、サプリメントも含めて、自分で十分な栄養をとれなければ、栄養学は役立っているとはいえない。そういうわけで、本科目では、食品や料理の選択や調理も含め、行動に結びつけられる知識や技術をいかに身につけたかを評価する。初心者には基礎から講義し、栄養価計算や消費量カウントの簡便法の演習も行うが、初期の授業内テストで知識が確認された学生については、別メニューとして“からだを変える”演習を行う。いずれにしても演習参加とレポートが必須である。時間割と授業内テスト結果をもとに開講後にグループ編成を行うので、6号館1階家庭科実習室扉の掲示に注意していてほしい。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書:中村丁次監修『栄養の基本がわかる図解事典』成美堂出版 2005 1400円+税 という手軽な本なので、全員購入し、予習をしておくこと。(4月中に教科書持込みの予習確認テストを実施予定。教科書を持ってきても読んでないと時間内に解答できない) 参考書:講義時にそのつど紹介の予定
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。 次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 背景要因と栄養学学習の意義、諸注意 この科目で学ぶ目的と学習範囲、方法について理解する ・予備知識・予習内容の確認テスト ・生活習慣病対策における体重調節の意味と方法 【第2回】 栄養学入門① 栄養になるとき、栄養にならないとき ・消化吸収のメカニズムと体調 (中級者は身体組成改善計画立案と実施①) 【第3回】 栄養学入門②(情報学習室使用) 栄養素の名前と役割、必要量の整理(糖質・脂質・たんぱく質) 栄養摂取量と消費量の計算実習 (中級者は身体組成改善計画立案と実施②) 【第4回】 栄養学入門③(情報学習室使用) 栄養素の名前と役割、必要量の整理(ビタミン、ミネラル) 摂取量と消費量の計算結果と考察作成 (中級者は身体組成改善計画立案と実施③) 【第5回】 栄養学入門④ 入門①~③の知識確認テスト 理解不十分な部分の補習 (中級者は身体組成改善計画立案と実施④) 【第6回】 栄養学講義① バランス献立の基本型と応用 「主食・主菜・副菜」「食生活指針」「食事バランスガイド」ほか 【第7回】 食事学演習① ※第7~10回の演習日程と場所は調整し別途掲示する (情報学習室使用) シェイプアップ食、マッチョ食、スタミナ食 計画 (低エネルギーで栄養価の高い食品選びや料理法の学習) 【第8回】 食事学演習② ※第7~10回の演習日程と場所は調整し別途掲示する (家庭科実習室使用) シェイプアップ食、マッチョ食、スタミナ食 準備と調理 【第9回】 食事学演習③ ※第7~10回の演習日程と場所は調整し別途掲示する (家庭科実習室使用) シェイプアップ食、マッチョ食、スタミナ食 試食と片づけ、考察 【第10回】 食事学演習④ ※第7~10回の演習日程と場所は調整し別途掲示する (情報学習室使用) 栄養価計算、グループ内および厚生労働省調査と比較検討 【第11回】 栄養学講義② 年代別栄養 (教科書第3章) 知識の整理 【第12回】 栄養学講義③ 症状別栄養 (教科書第7章) 知識の整理 【第13回】 栄養学講義④ 栄養学講義①~③の知識確認テスト 理解不十分な部分の補習 【第14回】 最終レポート作成、提出 最後に習得した知識を整理し、最終レポートとして提出する 【第15回】 最終レポート講評、総括 この科目の守備範囲と今後の学習の方向性について ・栄養学・食品学・調理学・食事学と専門職について ・自分が興味を持った分野を深く学ぶための案内
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