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授業の内容(Course Description) |
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もはや「スポーツ=体育」ではない。スポーツを「する」人は多くはないかもしれないが、スポーツを(テレビや新聞で)「みる」人、(そのネタを)「語る」人、(ファンとして)「応援する」人まで含めれば、ほとんどの人がスポーツを日常生活に取り入れていることだろう。スポーツ選手は、見えないところで自分の限界まで努力をするし、ここ一番の集中力もものすごい。そんな姿が見る人の感動を呼ぶ。スポーツ人気の源は、ここにあるのだろう。 その一方で、運動不足の問題も深刻である。メタボリックシンドローム対策が声高に叫ばれている現在、健康のためにどう身体を動かすべきかの解明が進み、“動きたがらない人をどう動かすか”が国全体の課題となりつつある。 このような状況下で開講された本科目の目的は、社会人になる直前の今のうちに自身の問題として「スポーツと健康」を捉え、生涯にわたるスポーツや運動とのつきあい方を決めてもらうことである。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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授業中に積極的に考えることで、スポーツ選手の生き方考え方を自分に取り込み、国家的健康問題にも興味を持つことができるようになる 。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中の演習シート 30%、受講マナー 20%、試験 30%、やる気 20% 毎回授業時間中に記述してもらう演習シートが重要なので、手を抜きたい人には向かない。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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23年度前期は教科書1・2を併用する。受講前に購入して読み進めておくこと。参考書は図書館2階の指定書棚にそれぞれ複数冊ある。 教科書1:『図解スポーツトレーニングの基礎理論』横浜市スポーツ医科学センター編 西東社 2009 教科書2:『アスリートの夢 ~26人のアスリート×きむ(DVDつき)』いろは出版 2009 参考書1:『パワー獲得トレーニング(よくわかるプライオメトリクス DVDつき)』新星出版社 2008 参考書2:『カッコいい体を作る簡単筋トレ』学研スポーツMook 2010 参考書3:『スポーツ栄養ガイド7(みんなのスポーツダイエット)第3版』ミューズ 2010 参考書4:『身体活動の増強および運動継続のための行動変容マニュアル』ブックハウスHD 2005 参考書5:『めざそう!保健体育教師』杉山・佐藤・園山編著 朝日出版社 2010 参考書6:『スポーツにかかわる仕事なり方完全ガイド』学習研究社 2005 参考書7:『トップスポーツビジネスの最前線2009』講談社 2008 参考書8:『プロ野球選手の知られざる生活』 参考資料:図書館の指定コーナーに置いたエクササイズDVD数点
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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23年度前期は教科書1と2を併用する。カラーで安価な実用書なので、受講前に2冊とも購入すること。とくに教科書2に付属のDVDは、自宅か図書館で26人分を通して見て予習しておくこと。(第2回に受講理由と準備学習状況の調査をもとに人数調整を行う予定) 参考書は図書館の指定書コーナーにそれぞれ複数冊あるので、理解を深めるために読むことをすすめる。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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大学での勉強は、高校までと異なり、知識を教わるという受動的なものではなく、自ら積極的に取りに行くものである。テキストを読んで理解するだけなら独学で十分なところを、じかに教授するのだから、視聴覚教材や演習実習形式を取り入れて理解を深めてもらう予定である。そのため、通常の講義以上に、私語は授業進行の妨害になるので、講義参加時の私語を厳禁とする。サッカー同様、警告にイエローカードを使用する。累積やレッドもあるので、要注意である。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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以下に示すのは、開講前の予定。時事問題も取り入れるため、変更も生じる。 【第1回】 (シラバス内容告知と受講理由調査①) スポーツの感動/栗原恵選手(バレーボール)から学ぶ 【第2回】 (受講理由調査②と受講者数調整) メディアの影響/箱根駅伝など事例(新聞やテレビの話題)から学ぶ① 【第3回】 アスリート思考/イチロー選手(野球)※・風神ライカ選手(ボクシング)から学ぶ 【第4回】 スポーツの政治・経済的効果/オリンピックやワールドカップを考える 【第5回】 メタボリックシンドローム対策/厚生労働省の施策の変遷※を考える 【第6回】 遺伝・環境/吉田沙保里選手(レスりング)三宅宏美選手(ウェイトリフティング)から学ぶ 【第7回】 文化の違い/柔道とJudo・ブラジルのストリートサッカー※から学ぶ 【第8回】 動作を生む身体の構造と機能/筋肉が骨や肺を動かす仕組みを学ぶ 【第9回】 身体をデザインする①/シェイプアップの理論と実際 【第10回】 身体をデザインする②/“細マッチョ”の理論と実際 【第11回】 選手を支える人・モノ・カネ/白石康次郎選手(世界一周ヨット)・浅田真央選手(スケート)※から学ぶ 【第12回】 スポーツ支援産業/事例(新聞やテレビの話題)から学ぶ② 【第13回】 コーチング・ティーチング/朝原選手(陸上)から学ぶ 【第14回】 指導者の技能と資格/プロ・アマ問題や相撲協会ほか事例から学ぶ※ 【第15回】 まとめと重要項目の確認 ※は参考書や映像や資料を講義で紹介 無印の選手については教科書2と付属DVDにある。
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