1. |
授業の内容(Course Description) |
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「障害」とは何か?各種障害についての基本内容を理解し、障害者にとってのスポーツの導入に必要な基本的知識・技術を身につけ、実践にあたっては、健康や安全管理を重視した指導ができるように、授業を展開する。本来、スポーツとは楽しむものであり、決して健常者のためだけにあるものではなく、全ての人に与えられた楽しみである。障害者スポーツとは、決して特殊なスポーツではなく、工夫をすることによって成り立っているものであることを理解し、最終的には、実際に学生自身が障害者スポーツに関わる機会を得られるように進める。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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障害を理解し、今後、自分がどのように障害者に関わることができるかを考えられること
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況と授業態度で40%、定期試験60%とする。また、最終的に、実際の障害者スポーツの現場で障害者とのふれあいを体験し、レポート提出することが条件となる。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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矢部京之助、草野勝彦、中田英雄『アダプテッド・スポーツの科学』市村出版 (財)日本障害者スポーツ協会編『障害者スポーツ指導教本 初級・中級』ぎょうせい
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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障害者との関わりをもつ機会を増やしてほしい
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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障害者スポーツの現場を見学し、実際に障害者とのふれあいを体験しなければならないので、事前にどのような現場があるのかを調査しておく。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 障害者福祉施策と障害者スポーツ 【第3回】 ボランティア論 【第4回】 障害者スポーツの意義と理念 【第5回】 安全管理 【第6回】 障害の理解とスポーツ1 【第7回】 障害の理解とスポーツ2 【第8回】 障害の理解とスポーツ3 【第9回】 日本障害者スポーツ協会資格認定制度 【第10回】 全国障害者スポーツ大会の概要 【第11回】・【第12回】 障害に応じたスポーツの工夫・実施(実技) 【第13回】 障害者との交流(実技) 【第14回】 まとめ 【第15回】 試験
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