Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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トレーニング実習 蛭間 栄介
選択  2単位
【スポーツ医療】 12-1-3074-1601-03

1. 授業の内容(Course Description)
 スポーツ指導として健康の維持・増進に関与する体力とそのトレーニング方法について学ぶ。また、その実施における基礎的測定法、評価法および運動処方について実習する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 自転車やジョギング・ウォーキングのデモンストレーションと指導ができる。また、いろいろな負荷方法を用いて筋力トレーニングの指導ができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況(30%)、レポート(20%)、期末試験(50%)で評価する。また、授業を3分の1以上欠席した学生は単位を取得することができない
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『健康運動指導士養成講習会テキスト上 下』 健康・体力づくり事業財団 著、株式会社社会保険研究所 
 参 考 書:『最新 フィットネス基礎理論』 小澤治夫・西端泉 著、(社)日本エアロビックフィットネス協会(JAFA)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。
 次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。また、実技についてもe-learningを見て運動のポイントを理解し、体験しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 実技テストがあるので、日常的にトレーニングをしておいてください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 学年暦・授業時間割を参照すること
 ウォーミングアップとクーリングダウンおよび筋肉痛のメカニズム:
 ・ウォーミングアップとクーリングダウンの意義について説明できる。
 ・基本的運動実習(ウォームアップの中身は:暖める+主運動の動きづくりのため)を指導することができる。
 ・「指導上の注意」を説明できる。
 ・筋肉痛のメカニズムと対処法について説明できる。
【第2回】
 ウォーキング実習:
 ・レッスン導入「ウォーキングとジョギングの特性の違い」の説明できる。
 ・姿勢と足の運び方、速さと歩幅・歩調の関係、速さと心拍反応、RPEを指導できる。
【第3回】
 ジョギング実習:
 ・リラックス走法、ピッチ走のスピード制御法、走速度と心拍反応、RPEを指導できる。
 ・ウォーキングとジョギングの混合運動を指導することができる。
 ・「シューズ・服装と指導上の注意」を説明することができる。
【第4回】
 レジスタンストレーニングの概論:
 ・レジスタンストレーニングの目的と効果について説明できる。
 ・静的筋活動について説明できる。
 ・動的筋活動について説明できる。
【第5回】
 レジスタンストレーニングの原理・原則:
 ・トレーニングの原理原則について説明できる。
 ・トレーニング計画(安全管理を含む)を作成することができる。
【第6回】
 筋力測定と運動強度の設定:
 ・最大筋力と反復回数について説明できる。
 ・強度、反復回数とトレーニング効果について説明できる。
 ・「指導上の注意」(安全性の強調)を説明できる。
【第7回】
 静的レジスタンストレーニング①:
 ・固定物(タオル・壁・柱)を利用したトレーニングを指導することができる。
【第8回】
 静的レジスタンストレーニング②:
 ・パートナーによる抵抗運動を指導することができる。 
【第9回】
 静的レジスタンストレーニング③:
 ・身体部位別のレジスタンストレーニングを指導することができる。
【第10回】
 動的レジスタンストレーニング①:
 ・自体重での動的レジスタンストレーニングを指導できる。
【第11回】
 動的レジスタンストレーニング②:
 ・チューブやゴムバンドを使用したレジスタンストレーニングを指導することができる。
【第12回】
 動的レジスタンストレーニング③:
 ・ダンベルなどの道具を使用したレジスタンストレーニングを指導することができる。
【第13回】
 動的レジスタンストレーニング④:
 ・マシーンを使用した身体部位のレジスタンストレーニングを指導することができる。
【第14回】
 動的レジスタンストレーニング⑤:
 ・徒手体操や徒手負荷によるレジスタンストレーニングを指導することができる。
【第15回】
 実技テストおよびまとめ