Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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テーピング論 永井 将史
選択  2単位
【スポーツ医療】 12-1-3074-1926-03

1. 授業の内容(Course Description)
 テーピングとは、ケガの応急処置、再発防止、予防などの目的のために、接着テープ、伸縮性接着テープなどを用いて主に関節を補強するものである。ここでは、足部、足関節、アキレス腱、シンスプリント、膝関節、ハムストリング肉離れ、股関節、腸骨稜打撲、肋軟関節分離、肩鎖関節捻挫、肩関節、肘関節靭帯損傷、手関節捻挫、指関節に対するテーピングについて、講義を交えながら実際に実習を行う。ただし、1年生後期の段階では解剖学、スポーツ医学などの専門的知識が少ないため、実習を通してより専門的な学問への導入となるように、授業をすすめたいと考えている。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 テーピングの目的や効果について、正しい理解をしてほしい。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況と授業態度で40%、定期試験60%とする
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考書1:『日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥ 予防とコンディショニング』
 参考書2:『DVDひとりで巻けるテーピング・マスターBOOK』.永岡書店
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 事前に解剖学的な知識をもって授業に臨み、授業後は、必ず復習をするように心がけてほしい
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション:テーピング概論
【第2回】
 足部のテーピング1:アーチ
【第3回】
 足部のテーピング2:外反拇指・踵
【第4回】
 足関節のテーピング1:基本
【第5回】
 足関節のテーピング2:クローズド・バスケットウィ-ブ
【第6回】
 足関節のテーピング3:伸縮テープを用いた方法
【第7回】
 足関節のテーピング4:オープンバスケットウィーブ
【第8回】
 足関節のテーピング5:底背屈制限下腿部・アキレス腱のテーピング
【第9回】
 膝関節のテーピング:内側側副靭帯
【第10回】
 膝関節のテーピング:前十字靭帯
【第11回】
 大腿部・下腿部のテーピング:肉離れ、打撲
【第12回】
 肩関節のテーピング
【第13回】
 肘関節のテーピング
【第14回】
 手関節・指関節のテーピング
【第15回】
 まとめ