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授業の内容(Course Description) |
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この演習では発展途上国経済の現状を把握することから始める。はじめに国際連合およびその諸付属機関、世界銀行、IMF等々の国際経済開発援助の理念およびアクションを理解する。演習では特に開発のイニシアティブを途上国政府がより積極的にとることを求めた貧困削減戦略書PRSP作成に注目し、その具体的内容や実績を検討する。また、マイクロファイナンスやOVOP等の貧困層をターゲットとしたプロジェクトの枠組みの掌握とその貧困削減効果を考察する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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以上のような発展途上国経済の開発支援政策に関する幅広い知識を見に付けた上で、参加者自身の批判的考察に基づく独自の見解を持てるようにした上で、プレゼンテーションとディスカッションを重ね、思考のレベルを引き上げて行きたい。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席率50%(8回出席)以上の学生のみ、プレゼンテーション、ディスカッション、レポートの評価対象とする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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高梨 和紘著『経済開発政策論』文眞堂、2009. 高梨 和紘編著『開発経済学-貧困削減から持続的発展へ』慶應義塾大学出版会、2005 山形・黒崎共著『開発経済学-貧困削減へのアプローチ』日本評論社、2003. 速水佑次郎著『開発経済学-諸国民の貧困と富』創文社、2000.
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テレビ、Webサイト、新聞、雑誌等々に目を通し、講義内容と関連する情報を日常的にチェックすること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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問題意識をもって、受講して欲しい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 研究テーマの発掘①~⑧ ①開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第2回】 ②開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第3回】 ③開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第4回】 ④開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第5回】 ⑤開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第6回】 ⑥開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第7回】 ⑦開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第8回】 ⑧開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第9回】 参加者によるプレゼンテーション①~⑥ ①学生によるプレゼンテーションと討議 【第10回】・【第11回】 ②学生によるプレゼンテーションと討議 【第12回】 ③開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第13回】 ④開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第14回】 ⑤開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第15回】 ⑥開発経済学のメインテーマに関する講義と討論 【第16回】 博士、修士論文ないし特定課題論文の章構成の検討 Ⅰ 【第17回】 博士、修士論文ないし特定課題論文の章構成の検討 Ⅱ 【第18回】 博士、修士論文ないし特定課題論文の章構成の検討 Ⅲ 【第19回】 博士、修士論文ないし特定課題論文の章構成の検討 Ⅳ 【第20回】 博士、修士論文ないし特定課題論文の章構成の検討 Ⅴ 【第21回】 博士・修士・特定課題論文提出者による プレゼンテーションおよびディスカッション Ⅰ 【第22回】 博士・修士・特定課題論文提出者による プレゼンテーションおよびディスカッション Ⅱ 【第23回】 博士・修士・特定課題論文提出者による プレゼンテーションおよびディスカッション Ⅲ 【第24回】 博士・修士・特定課題論文提出者による プレゼンテーションおよびディスカッション Ⅳ 【第25回】 博士・修士・特定課題論文提出者による プレゼンテーションおよびディスカッション Ⅴ 【第26回】 博士・修士・特定課題論の内容吟味 Ⅰ 【第27回】 博士・修士・特定課題論の内容吟味 Ⅱ 【第28回】 博士・修士・特定課題論の内容吟味 Ⅲ 【第29回】 博士・修士・特定課題論の内容吟味 Ⅳ 【第30回】 博士・修士・特定課題論の内容吟味 Ⅴ
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