Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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簿記論(会計人) II 石原 裕也
選択(会計人)  2単位
【観光経営】 12-1-1120-0678-28A

1. 授業の内容(Course Description)
 簿記論(会計人)Ⅰに引き続き,将来,公認会計士試験あるいは税理士試験等を受験することの準備として,日商簿記検定2級あるいは3級程度の商業簿記技術の習得を目的とします。なお,日商2級の範囲が終了し,時間的な余裕があれば,日商1級や公認会計士,税理士試験に対応した内容についても講義します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 日商簿記検定2~3級に対応できる問題解答実践力の養成を目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 小テストもしくは宿題の点数と期末試験の点数の平均点と期末試験の素点とを比較し,高いほうの点数で評価します。なお,期末試験を正当な理由なく受験しなかったものは,履修放棄とみなし,評価の対象としませんので注意してください。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:新田忠誓他『エッセンス簿記会計』(最新版を用意すること)森山書店と,配布プリントを併用します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 各自の能力に応じた文献あるいは問題集を提示しますので,自学・自習にもつとめて下さい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 簿記論(会計人)Ⅰを履修していることを前提とします(履修していない人は登録してはいけないということではなく,Ⅰで説明済みの内容は理解しているものとして講義を進めるということです)。
 日商3級程度の商業簿記の知識を前提とします。なお,すでに日商2級に合格もしくはそれと同等の能力を有し,公認会計士あるいは税理士試験合格を目標としている受講生については,個別に対応します。
 なお,実際に計算を行ってもらいますので,計算機(携帯電話は不可)を毎回持ってきてください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
  講義の進め方,成績評価の方法などの説明と,資格試験の現状を紹介します。
【第2回】
 株式会社の会計(1)
  株式会社の純資産について説明します。
【第3回】
 株式会社の会計(2)
  剰余金の配当について説明します。
【第4回】
 株式会社の会計(3)
  社債の処理について説明します。
【第5回】
 株式会社の会計(4)
  株式会社の税金の処理について説明します。
【第6回】
 株式会社の会計(5)
  株式会社の決算について説明し,問題演習を行います。
【第7回】
 本支店会計(1)
  本支店間の取引記帳について説明します。
【第8回】
 本支店会計(2)
  本支店財務諸表の合併手続について説明し,問題演習を行います。
【第9回】
 帳簿組織(1)
  帳簿の種類と各帳簿の関係を説明します。
【第10回】
 帳簿組織(2)
  特殊仕訳帳について説明します。
【第11回】
 伝票制(1)
  3伝票制の処理を説明します。
【第12回】
 伝票制(2)
  5伝票制の処理を説明します。
【第13回】
 伝票制(3)
  仕訳集計表について説明します。
【第14回】
 総合問題演習
【第15回】
 本講座のまとめ