1. |
授業の内容(Course Description) |
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「もっと知りたい日本と世界」を共通テーマとし、受講者がそれぞれ個別のテーマを自ら自由に選んで考えてみることによって、日本・世界のさまざまな事象に対して理解を深めることを目的とする。テーマは原則として自由であるが、具体的な現実の事象に関するものが望ましい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1)既存の情報に対して「よい質問・疑問」を出せるようになること。 (2)それぞれ個別のテーマを自ら選ぶことができるようになること。 (3)自ら選んだテーマについてレポートが書けるようになること。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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課題提出やプレゼンテーションなどによる総合評価(平常点)。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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春学期には『改訂新版 ジオグラフィー入門』(授業の際に入手)を用いる。この本は、形の上では地理学の入門書であるが、多数のさまざまな事象を具体的に取り上げているので、質問・疑問の提出や個別テーマの選定においてヒントとなるとともに、レポートの作成にも大いに参考となることが期待される。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業の進行に応じた作業が中心となる。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回の授業での活動(課題の作成・提出やプレゼンテーションなど)に主体的に対応することが望まれる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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春学期には、秋学期(演習Ⅱ)での調査研究のための基礎的なトレーニングとして、上記のテキストの内容を理解する過程において、「よい質問・疑問」を提出することによって、研究課題を見つける経験をすることが中心となる。最初の数回はオリエンテーションおよび基礎的なレクチャーとし、その後は各自のプレゼンテーションを経て、独自の個別テーマの設定に至る。個別テーマはテキストの内容を参考にして選んでもよいし、全く別のテーマでもよい。無論必ずしも地理学的である必要はない。
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