1. |
授業の内容(Course Description) |
|
当授業は、前期開講の上級簿記 I に引き続いて、1年次の簿記原理 I 、 II を受講しているか、日本商工会議所主催簿記検定試験3級以上の実力の有る学生諸君を想定している。日本商工会議所主催簿記検定試験「商業簿記」2級の内容を中心にしながら、同「商業簿記」1級、税理士試験の「簿記論」、公認会計士試験の短答式の「簿記」の問題レベルにも言及する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
日本商工会議所主催 簿記検定試験2級の「商業簿記」合格レベルに到達することを目標にする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
出席と宿題提出点で30%、テストの得点70%を合せて成績評価をする。なお日本商工会議所主催簿記検定試験2級以上に合格して合格証書のコピーを提出した者には、特に30点加点する
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
日本商工会議所主催 簿記検定試験2級の「商業簿記」受験テキストを使用する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業では、帝京大の良き伝統形成の為に私語を慎み、聴覚と視覚と手を使って、ノートを取り、全身全霊で真剣に受講して欲しい。簿記は、予習と復習が不可欠である事を心得る事。毎日テキストの練習問題を解くこと。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業では、帝京大の良き伝統形成の為に私語を慎み、聴覚と視覚と手を使って、ノートを取り、全身全霊で真剣に受講して欲しい。簿記は、継続的な予習と復習が不可欠である事を心得る事。簿記や会計学の実力は、予習と復習を継続して何度も繰り返し努力すれば、必ず身に付き、誰でも日本商工会議所主催の簿記検定、税理士や公認会計士等の試験に合格できる。騙されたと思って本気でやってみて欲しい。2012年11月に実施される日本商工会議所主催 簿記検定試験2級に挑戦して、実力を試して欲しい。 受講生は、授業の効率を高め、帝京大学のよき伝統を形成する為に、授業の場をわきまえて以下の事項を、厳守する。 1.受講生は、講義室の前方から順次詰めて着席し、静粛に受講する。 2.私語は、授業及び受講に迷惑なので厳禁とする。約束に反する学生は、学生証を提示させ即刻退席を命ずる。 3.授業の途中で、退席した者は、欠席扱いにする。授業中に遅れて教室に入った者も、欠席扱いにする。 4.授業回数15回中、9回以上出席しない学生には、学則により単位認定はできない。 5.試験は、教材、レジュメ等の持込を禁止する。試験を受けない学生には、単位認定しない。 6.レジュメは、再配布しない。 7.宿題は、必ず提出する。 8.学生証を所持しない者は、欠席とする。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 オリエンテーション、授業の概要、進め方、成績評価等について説明する。 【第2回】 損益取引、販売費及び一般管理費、営業外収益・費用について講義する。 【第3回】 株式会社会計 I 、株式会社の純資産、剰余金の処分について講義する。 【第4回】 株式会社会計 II 、合併について講義する。 【第5回】 株式会社会計 III 、社債について講義する。 【第6回】 税金について講義する。 【第7回】 決算 I 、決算整理、精算表について講義する。 【第8回】 決算 II 、損益計算書、貸借対照表について講義する。 【第9回】 本支店会計 I 、本支店間の取引の処理について講義する。 【第10回】 本支店会計 II 、未達事項の整理について講義する。 【第11回】 仕訳帳の分割 I について講義する。 【第12回】 仕訳帳の分割 II について講義する。 【第13回】 伝票式会計 I について講義する。 【第14回】 伝票式会計 II について講義する。 【第15回】 後期のまとめと定期試験を行う。
|