1. |
授業の内容(Course Description) |
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前期の会計学原理 I に引き続いて、更に具体的に損益計算書作成の為の原則、貸借対照表作成の為の原則、利益処分計算書及び株主資本等変動計算書、財務諸表付属明細書、キャッシュフロー計算書、連結財務諸表について教授する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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受講生諸君が、損益計算書、貸借対照表等の財務諸表の作成 及びそれらの目的や役割を理解し、これら財務諸表から企業の実態を読み取る会計センスを身に付けることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席と宿題提出点として30%、テストの得点70%を合せて成績評価をする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:高山清治著『簿記・会計学入門』同文舘出版 参考書については、授業で教示する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎講時、授業の一週間前に授業のレジュメを配布するので、必ずレジュメを読んで授業に参加し、質問があれば、授業中に受け答えをします。授業の後にもう1度レジュメを学習して知識の定着に努めることを要望する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業では、帝京大の良き伝統形成の為に私語を慎み、聴覚と視覚と手を使って、ノートを取り、全身全霊で真剣に受講して欲しい。会計学は、継続的な予習と復習が不可欠である事を心得る事。簿記や会計学の実力は、何度も繰り返し予習・復習の努力を継続すれば、必ず身に付き、誰でも日本商工会議所主催の簿記検定、税理士や公認会計士等の試験に合格できる。 受講生は、授業の効率を高め、帝京大学のよき伝統を形成する為に、授業の場をわきまえて以下の事項を、厳守する。 1.受講生は、講義室の前方から順次詰めて着席し、静粛に受講する。 2.私語は、授業及び受講に迷惑なので厳禁とする。約束に反する学生は、学生証を提示させ即刻退席を命ずる。 3.授業の途中で、退席した者は、欠席扱いにする。授業中に遅れて教室に入った者も、欠席扱いにする。 4.授業回数15回中、9回以上出席しない学生には、学則により単位認定はできない。 5.試験は、教材、レジュメ等の持込を禁止する。試験を受けない学生には、単位認定しない。 6.レジュメは、再配布しない。 7.宿題は、必ず提出する。 8.学生証を所持しない者は、欠席とする。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 損益計算書の意義、様式 【第2回】 損益計算書作成の原則、総額主義の原則、費用収益対応の原則 【第3回】 区分表示の原則、損益計算書の実例 【第4回】 貸借対照表の意義、資本、負債、資産、財産 【第5回】 貸借対照表の種類、静的、動的、有機的、開業、決算、中間 【第6回】 貸借対照表の様式と項目の配列、報告式と勘定式、流動性配列法と固定性配列法 【第7回】 貸借対照表作成の原則、完全性の原則、総額主義の原則、継続性の原則、貸借対照表の実例 【第8回】 財務諸表への注記、重要な会計方針の注記、後発事象の注記 【第9回】 利益処分計算書及び株主資本等変動計算書の1 【第10回】 利益処分計算書及び株主資本等変動計算書の2 【第11回】 キャッシュフロー計算書の1 【第12回】 キャッシュフロー計算書の2 【第13回】 連結財務諸表の1 【第14回】 連結財務諸表の2 【第15回】 まとめと最終テスト
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