Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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会計学原理 II/会計学原理B 中村 亮介
選択必修(24年度入学生/23年度以前入学生)  2単位
【観光経営】 12-1-1120-1891-16A

1. 授業の内容(Course Description)
 会計学原理Ⅰに引き続き、財務諸表の作り方や見方を理解します。本講義では、会計学原理Ⅰで学習した内容をふまえるので、財務諸表の形式を大まかに理解していることを前提として、会計学の知識をさらに深めます。本講義では最後に、財務分析の方法を勉強し、財務諸表を見る力も養います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ①会計の基本的な用語(貸倒引当金・売上原価など)について説明できること。
 ②テキスト・電卓を用いて、財務諸表(損益計算書と貸借対照表)を作成できること。
 ③テキスト・電卓および企業が公表している財務諸表を用いて、その企業のおかれている状況(つぶれないか、または儲かっているか)を簡潔に評価できること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験を80%。授業中に課す小テストや課題を20%程度として評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 新田忠誓他『会計学・簿記入門』(最新版)、白桃書房。授業中に指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキストには、練習問題と解答が付いているので、授業で学んだ範囲の問題を解くことにより、自らの習熟度をチェックしてください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 この授業を理解するためには、継続的な出席が必要です。
 また、授業を効率的に進めるため、以下のことを守ってください。
 ①会計学には計算作業が必須であるため、計算機(電卓)を持参してください。携帯電話に内蔵されている電卓の使用は認めません。
 ②授業時間内に配付する課題の提出によって、出席とみなします。その際、カードリーダーも使いますので、学生証を持参してください。学生証を忘れた者は出席とみなしません。
 ③特別な事情がない限り、遅刻・早退は出席とみなしません。したがって、指示した時間以外に課題を提出したり、提出した後、授業時間内にもかかわらず退出した場合、出席とは認めません。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス:授業の進め方を説明します。
【第2回】
 8桁精算表について復習します。
【第3回】
 売上高の計算について説明します。
【第4回】
 売上原価の計算について説明します。
【第5回】
 商品有高帳の見方について説明します。
【第6回】
 減価償却費の計算について説明します。
【第7回】
 固定資産の売却について説明します。
【第8回】
 貸倒引当金について説明します。
【第9回】
 貸倒引当金について復習します。
【第10回】
 営業外収益・費用の計算について説明します。
【第11回】
 8桁精算表(発展版)の作成について説明します。
【第12回】
 貸借対照表・損益計算書の作成について説明します。
【第13回】
 財務分析の方法について説明します。
【第14回】
 実際の財務諸表を用いて財務分析を行います。
【第15回】
 本講義のまとめを行います。