Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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演習 I 瀬藤 澄彦
3年必修(22年度以降入学生)/3年選択(21年度以前入学生)  2単位
【経営】 12-1-1120-1943-12A

1. 授業の内容(Course Description)
 世界経済、日本経済を統合した次のテーマを3部の領域からゼミ生はその中から1つ選択し、議論し報告書をまとめる。前期はマクロ経済と日本の政治経済の課題、後期は産業・企業経営などのミクロ分野にそれぞれ重点をおきたいと思います。
 *ゼミ学生の人数でテーマ選択数は若干、変動します。
 第1部
  1 世界経済
   ・欧州のソブリン債務危機
   ・米国経済・カナダ経済・メキシコ経済
   ・BRIC経済
   ・BOPビジネス
  2 日本経済
   ・TPP-地域経済統合
   ・震災後の日本経済 復旧から復興へ
   ・日本化現象
  3 グローバル時代の国際経営
   ・寡占構造の国際貿易と多国籍企業貿易
   ・企業戦略のマクロ環境要因
   ・価値連鎖のグローバル化
   ・国際企業のネットワーク化
  4 政治・社会
   ・野田内閣の重点課題
   ・男女関係の新時代 少子化社会
   ・地域社会の国際比較
   ・インターネット経済 等
 第2部 
   ・ビジネス視察
   ・DVD視聴
   ・招待講演 民間ビジネス人にお願いする
 第3部
  ゼミ生による報告と討論
  報告と討論のまとめ
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 国際経済と日本経済の現状を踏まえてそれぞれの問題・課題の背後に何があるか、そしてどうのような政策や解決策がありうるのかを考えていくことができるようになること。同時にそれを他人にどのように説明し、どのようにに報告書に取りまとめていくかを身につけること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席、発表、表現、報告書の総合評価。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『21世紀の国際経営学入門』彩流社
 参考文献:『通商白書』
 参考文献:『ジェトロ世界貿易投資報告2011』
 参考文献:『科学技術白書平成23年版』
 参考文献:新聞、雑誌、などの記事
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 DVDを映写 論評をする 2つのグループに分けれて討論する
 海外企業経営を展開している日経企業関係者を呼んで経験談を聴き討論する。
 対日進出の外資系企業を訪れて、その経営や戦略のレクチャーを受け討論する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 まず仮説を立てて、それを説明するように心がけるとよい。
 文章はまず結論めいたことを冒頭に述べると読み手の興味をそそる。
 文章は接続詞を多用せず、簡潔に「ある」調でよい。
 統計数字や表・グラフをいれることもよい。誰からの引用とか参考文献をメンションすることは重要。
 発表は私も年をとってもむつかしいものがあるが、人前にたって話すことに慣れることが大事であろう。
 大きい声でゆっくりとしゃべること、これが意外と難しい。誰もそうだから余り悔やむ必要はない。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 教師とゼミ学生の自己紹介
 今後の段取り アンケート実施で各自のテーマの選択
【第2回】~【第4回】
 ゼミ生による報告と討論
【第5回】
 外部のビジネス関係者の講演
【第6回】~【第13回】
 ゼミ生による報告と討論
【第14回】
 ジェトロ・ビジネス・サポート・センター見学
【第15回】
 報告と討論のまとめ