| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
「演習Ⅱ」では、「演習Ⅰ」で学んだ内容をもとに「企業価値の向上」と「経営リスクの管理」の実践演習を行う。また、現実の事例を踏まえて講義・意見交換する。さらに、企業経営における「（中長期）総合計画」の策定手法を学ぶ。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
実践演習を通して、「企業価値の向上」および「経営リスクの管理」を修得するとともに、企業人・起業人としての経営センスを身に付けることを目標とする。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
出席状況を最も重視し、学習態度及び学習意欲等をもとに総合評価を行う。
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
（１）参考書
①津森信也『入門企業財務―戦略と実務（第４版）』東洋経済新報社（2011年）
②岩瀬泰弘『企業価値とリスクキャピタル』千倉書房（2010年）
（２）資料
必要に応じて資料を配布する。
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
指定した参考書を事前によく読み、分からない点をあらかじめ整理しておくこと。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
「演習Ⅰ」を履修していることが必須である。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
「演習Ⅰ」を受け、「演習Ⅱ」では以下のテーマに関する実践演習を踏まえ、「企業価値の向上」および「経営リスクの管理」の具体的手法を学ぶ。また、前期のディスカッションも踏まえ、“日本企業の国際競争力を高めるにはどうすればよいか”を全員でディスカッションする。後期はこれらを通して将来に向けての経営センスを養う。
（１）コーポレートビジョンの策定
（２）コーポレートガバナンス（企業統治）と内部統制
（３）総合計画の策定
（４）３つの視点（成長性、収益性、健全性）
（５）経営評価指標の選択（EVA,MVA,ROE,ROAなど）
（６）企業経営のトータルリスク管理（経営体制リスクと執行リスク）
（７）経営戦略（経営企画部の実務）
（８）人事戦略（人事部の実務）
（９）営業戦略（営業企画部の実務）
（10）広報戦略（広報コミュニケーション部の実務）
（11）総合計画の進捗管理
|
