1. |
授業の内容(Course Description) |
|
プレゼンテーションとは、単なる「話法」ではありません。 相手を「説得」し、「共感」を得、相手と自分の間に「Win-Win」の関係を築くための技術(スキル)です。 あなたが誰かを説得し、その相手があなたの考えに同意してくれるためには、優れたコミュニケーション技術が欠かせません。充分に計算され、構成され、準備されたプレゼンテーションを行うために、プレゼンテーション技術は存在します。 プレゼンテーション技術(スキル)は「技術あるいは技法」ですから、習得が可能です。 プレゼンテーション技術は、大きく①内容作成技術と②発表技術に分かれます。 ①内容作成技術は、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術」で構成されます。 ②発表技術は、②-1「構成の技術」と②-2「発表の技術」に分かれます。 そして、これら技術をサポートするのが③「V/A(ビジュアルエイド)の技術」です。 秋期では、②-2「発表の技術」演習を通じた個々人のスキル獲得という春期の成果を踏まえ、①-1「企画の技術」と①-2「文書化・視覚化の技術:基礎」を追加し、プレゼンテーション技術のステップアップを図ります。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
②-1「発表構成の技術」には、論理的で説得力ある①-1「内容(企画)」が前提となります。 知恵を絞った「内容」を構築し、①-2「文書化・視覚化の技術」でインパクトを付加し、計算された「構成」で演出し、説得力ある②-2「発表技法」を駆使した技術で、「納得」と「共感」を得るプレゼンテーションの醍醐味を修得してください。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
プレゼンテーションの授業は、①講義と②演習の繰り返しとなります。 したがって、出席と演習参画が絶対条件です。
【秋期】 出席点:60点 演習技術点:20点 態度・意欲点:20点で評価します。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
「テキスト」「チェックポイント」「演習シート」等プリントを配布します。 要望があれば、参考図書を紹介します。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
発表内容作成作業は、授業の時間範囲内では不足すると考えられます。 積極的に授業時間以外の時間を使い、内容を深めるためのディスカッションを行い、企画の充実を図ってください。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
「パワーポイント(Microsoft Office PowerPoint)」をさまざまに活用することにより、プレゼンテーションの効果は左右されます。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス
【第2回】~【第4回】 春期の復習(秋期からの受講者のレベル調整含)
【第5回】 「企画の技術」=ロジック構築法講義
【第6回】~【第7回】 「ロジック構築法」演習
【第8回】 企画演習テーマ(課題解決)設定
【第9回~第10回】 「構成の技術」「文書化・視覚化の技術」「V/A(ビジュアルエイド)の技術」講義
【第11回~第12回】 「課題解決策の模索」と、個人別「課題解決策」の決定 および「構成・視覚化・V/A技術」を駆使した「発表技術」の探索 リハーサルを通じたブラッシュアップ
【第13回~第14回】 各種技術を駆使した「プレゼンテーション」本番
【第15回】 総講評
|