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授業の内容(Course Description) |
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現在の日本の企業の姿を理解するために、(1)合衆国で大企業体制がどのように展開したのかを理解し、そして(2)合衆国での経営学の発展を見ます。そして、(3)日本の経営の在り方を製造業大企業に焦点を合わせてみていきます。現代経営学Ⅰではこのうち(1)と(2)を扱い、現代経営学Ⅱでは主に(3)を扱います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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産業空洞化が問題になっている日本の経営、特に製造業の経営について理解を深めることができればと思います。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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かならず出席すること。したがって出席点の比重は大きいです。今のところ30%を考えています。残りは試験の成績です。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:塩次喜代明、高橋伸夫、小林敏男、『経営管理』(有斐閣) 参考文献:高橋伸夫、『経営の再生』
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストや配布資料をよく読むこと。新聞などで日本の企業、とくに製造業の動向に関心をもつことが授業の前提です。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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出席して、ノートをとること。ノートをとるのが一番勉強になります。他人のノートに頼るような勉強はしないこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:いま企業に起きていること 【第2回】 イントロダクション:企業の事業所 【第3回】 19世紀の企業 【第4回】 大企業体制の成立(テキスト第1章) 【第5回】 経営管理とは(テキスト第2章) 【第6回】 経営管理の展開(1):テイラー主義 【第7回】 経営管理の展開(2):職務評価 【第8回】 経営管理の展開(3):人間関係学派(テキスト第7章) 【第9回】 組織の見方(1):バーナード 【第10回】 組織の見方(2):サイモン 【第11回】 組織の見方(3):ドラッカー 【第12回】 多国籍企業(テキスト第11章) 【第13回】 経営戦略(テキスト第4章) 【第14回】 大企業体制の終焉? 【第15回】 まとめ
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