Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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観光経営学特講 II 五十嵐 力
選択  2単位
【経済学専攻】 12-1-1130-1946-25A

1. 授業の内容(Course Description)
 政府は2006年に観光立国推進基本法を成立させ、2008年秋には観光庁を設立し、観光の発展を新成長戦略のひとつに位置づけた。インバウンド・MICEを推進させ、観光による地域づくりを推進し、休暇制度の改革を検討するなど幅広い分野で観光政策を推し進めようとしている。本講座では、そのような観光政策の背景を探り、なぜ、いま観光なのか、そして推進するにあたっての課題はなにかについて、諸外国の例(シンガポール・中国・韓国)と比較しつつ検討する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 政府の取り組む観光政策を理解し、それらに対して自分の意見が持てるレベルを目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席・発言など授業への参画態度、及びレポートで評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 資料を適宜配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 観光庁が配布するメールマガジンを読み、政府が推進する具体的な観光政策について理解する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 新聞・テレビで報道される観光関連ニュースに興味を持ち、不明な点は授業で質問してほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 日本と世界の観光政策
【第1回】
 観光庁設立の経緯
【第2回】
 インバウンド政策(1)
【第3回】
 インバウンド政策(2)
【第4回】
 MICE推進
【第5回】
 観光地域づくり(1)
【第6回】
 観光地域づくり(2)
【第7回】
 休暇制度改革
【第8回】
 観光統計の整備
【第9回】
 観光関連人材育成
【第10回】
 観光産業イノベーション
【第11回】
 環境と観光
【第12回】
 シンガポールの観光政策
【第13回】
 中国の観光政策
【第14回】
 韓国の観光政策
【第15回】
 まとめ