Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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法律学演習 IV 喜多 康夫
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-0175-12A

1. 授業の内容(Course Description)
 本演習の目的は3つあります。第1に、国際法の基礎知識の習得です。第2に、報告技術とレポート作成の向上です。第3に、学生の親睦です。
 第1点目と第2点目の目的については、模擬裁判を通じて身につけてもらいたいと考えています。すなわち、架空の事例に基づいて、原告弁護団と被告弁護団に分かれて、その法的立論と弁論技術を争うゲームである国際法模擬裁判(International Law Moot Court)を行います。国際法の基礎知識が学べるように問題を作成してありますので、国際法模擬裁判を通じて、ゲーム感覚で国際法を学ぶことができます。自分たちで前もって調査を行い、勉強してもらわなければいけませんが、やり甲斐はあります。
 また本演習では、第3点目の目的である親睦も重視しています。親睦会はゼミ生の主導で行っています。3年生は5月中旬に八王子セミナーハウスでサブゼミ合宿を行います。秋には、4年生主導で、ゼミ生全員のゼミ合宿を行います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1) 判例の読み方の習得
 (2) 調査の仕方の習得
 (3) 報告技術の向上
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席と報告により評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書と資料についてはまた後日におって知らせします。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 模擬裁判や報告をやってもらいますので、授業の準備は相当必要です。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 学部生時代を振り返れば、一番楽しかった授業は演習でした。ゼミ仲間との議論や親睦は今でもいい記憶です。本演習ではしっかりと勉強してもらいますが、勉強を知的な遊びと感じてもらえると嬉しいです。なお、本演習は2年連続で履修してもらう予定です。
 質問のある学生は、yaskita@main.teikyo-u.ac.jpにまでメールを送ってください。なお、その場合は表題に「・・・の件」とした上で、氏名及び学籍番号と用件の内容をメール本文に記して送ってください。匿名メールはスパムとして取り扱います。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 詳細な計画はおって知らせます。