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授業の内容(Course Description) |
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憲法は、国家の活動を規律する最高法規です。この講義は、憲法の「枠組み」と「文法」を中心に日本国憲法、とりわけ国民が国家に対して有する「憲法上の権利」に関する基本知識の習得を目的とします。日本国憲法の入門という位置づけです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本国憲法の内容を理解し、学習した基本知識と思考方法を自分の権利行使そして社会生活に生かすことを期待します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業参加(30%)、試験(70%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:安念潤司ほか編『論点日本国憲法』(東京法令出版、2010年) テキスト:長谷部恭男=田中裕二=太田光『みんなの憲法入門』爆笑問題ニッポンの教養26(講談社、2008年) 参 考 書:開講日まで指定します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストは精読を、参考書・判例は通読をしてください。 高校の政治経済・日本史ないし世界史の教科書を読みかえすことをすすめます。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業内容を理解するために予習と復習が必要です。 授業参加の評価には出席・質疑応答・授業への協力が含まれます。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、憲法とはなにか 【第2回】 日本国憲法の制定と国民主権 【第3回】 憲法上の権利 【第4回】 平等 【第5回】 人身の自由と適正手続への権利 【第6回】 思想・良心・信教の自由と政教分離 【第7回】 表現・学問・結社の自由 【第8回】 経済的自由と財産権 【第9回】 教育権、労働基本権、生存権と社会保障 【第10回】 国家賠償請求権、裁判を受ける権利、請願権、選挙権 【第11回】 象徴天皇、戦争放棄と憲法改正 【第12回】 立法権・国会 【第13回】 行政権・内閣 【第14回】 財政と地方自治 【第15回】 司法権・違憲審査制・裁判所
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