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授業の内容(Course Description) |
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この科目で勉強するのは、わたしたちの身分や取引、さらには家族関係についてルールを定めた法律である民法である。 私たちは、生活をしていく上で物の売り買いをしたり、大学に入学したり、住む部屋を借りたり、病院で診察治療を受けたりする。これらはすべて民法に照らすと「契約」とみなされる。また、結婚をすると、夫婦どちらかの姓が変わるのも民法の規定に従っているのである。このように、私たちは普段は特に意識することがなくても民法の枠内で生活し、いろいろな行動をしているのである(往々にして、私たちはなにか問題が起こると法律というものを意識することになる)。 この科目では、毎回違ったケースや問題をとりあげ、それが民法の枠組みではどのように解決されるのかということを確認することにより、民法の仕組みや基本的知識を学ぶことを目的とする。この科目では主に契約に関するルールを取り扱う。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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・法的なものの考え方を知る ・民法の基本的枠組みを理解し、(資料を参照しつつ)文章で説明することができる
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成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験(レジュメ、六法およびノート持込み可)による。原則として、小テスト、レポート、出席そのものによる加点はおこなわない。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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配布するレジュメを参照しつつ授業をおこなう。 参考文献については授業中に指定することがある。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・わからない箇所については質問してください。 ・試験は持ち込み可ですが、だからといってどこに何が書いてあるかくらいは把握していないと答案作成はできないので、そのつもりで必要な準備をすること。言うまでもないことですが、試験前にまとめてやるよりも定期的に予習復習をするほうが理解は深まります。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業には必ず六法を持参してください(必ずしも購入する必要はない。この点については第1回目の授業で説明します)。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス・イントロダクション 【第2回】 民法の基本原則 【第3回】 契約(1) 売買の成立 【第4回】 契約(2) 債権とは 【第5回】 契約(3) 売買がうまくいかない時①:危険負担・解除 【第6回】 契約(4) 売買がうまくいかない時②:瑕疵担保責任 【第7回】 契約(5) 売買契約まとめ・契約の類型 【第8回】 契約(6) 労務提供型契約:委任と請負 【第9回】 損害賠償(1) 医療ミスと損害賠償① 【第10回】 損害賠償(2) 医療ミスと損害賠償② 【第11回】 契約(6) 利用型契約:賃貸借契約 【第12回】 契約(7) 事情変更 【第13回】 まとめ(1):債権の効力① 【第14回】 まとめ(2):債権の効力② 【第15回】 まとめ(3)・授業内試験(予定、正式には追って連絡します) ※授業の進捗状況によって変更することがあります
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