Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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教育心理学B 芦澤 清音
選択必修  2単位
【教育】 12-1-1333-1556-13A

1. 授業の内容(Course Description)
 教育心理学の諸領域について概観し、教育心理学の原理を学ぶ。また、それらを教育実践における諸問題と関連付けて理解を深め、教育実践への関心を高める。
 教育心理学は、AとBの通年で教育心理学の4つの領域を学ぶ。
 教育心理学Bでは、4領域のうち、教授―学習過程、及び、教育評価について学ぶ。両領域の基礎的な知識と概念を学び、それらを幼児期・学童期の教育実践事例にあてはめて具体的に理解していく。そして、保育、授業づくりについて実践的に理解を深める。さらに、発達障害など、特別な支援を必要とする子どもを含むクラスづくり・授業づくりについて考察を行う。
 授業では、受講生同士の意見交換を行う。また、授業づくりなどに関して、グループワークを行い、発表を行う予定である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 教授・学習課程および教育評価の領域に関する基礎的な知識や概念を習得し、これらの知識を保育・教育実践に即して考えられる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業内の参加の状況     20%
 学期末テスト        80% で評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは指定しない。毎回授業用の資料を配布する。
 参考文献は随時授業で紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業のテーマにそって、随時グループワークと発表を行うため、事前準備として、資料研究やレジメの作成などを行う。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 日常的に教育の問題や子どもを取り巻く諸問題に関心を持ち、積極的に授業に参加すること。また、授業内の意見交換、グループワークに積極的に参加すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 学ぶこと・教えること:学習とは
【第3回】
 学習の基礎・・・学習理論:オペラント条件付けとプログラム学習
【第4回】
 学習の基礎・・・認知論:発見学習
【第5回】
 どう学習するか学習の基礎:保育・教育実践への応用
【第6回】
 動機づけ:外発的動機づけ・内発的動機づけ
【第7回】
 動機づけ:動機づけの効果と活用
【第8回】
 保育・教育実践における動機づけ
【第9回】
 個人差と学習指導法
【第10回】
 知と知能検査、発達検査、
【第11回】
 教育評価:教育評価の概要
【第12回】
 学習評価のいろいろ、到達度評価とは
【第13回】
 授3、教育現場における教育評価
【第14回】
 保育・授業づくりと保育者・教師の役割
【第15回】
 まとめと期末テスト