Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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言語生活 II 奥村  徹
選択  2単位
【こども教育】 12-1-1334-3215-14A

1. 授業の内容(Course Description)
 後期に続き、身近な言葉を観察・分析していく予定です。ただ、身近な言葉をそれだけ見ているのでは、波しぶきを見て、海全体を判断するような滑稽な議論に陥る危険があります。ことばは、変化し続けてきたし、今も変化し続けているし、今後も変化し続けるでしょう。
 私たちの身近なことばも、変化の中で捉えることで、新たな理解が生まれるはずです。ことばのルールとは、守らなければならない面倒なものではなく、まさに、私たちが、日々、作っていくものなのではないでしょうか。
 ことばについて、既成の価値観を押し付けあうのではなく、様々なデータを参考にして、自分なりの考えを持ってもらいたい、というのが私の希望です。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 言語の変化について、基礎的な知識を身につけ、自らの言語生活について、客観的に観察し、分析する視座を持つこと
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回、簡単な感想・意見・質問を書いてもらう予定です。それと出席点を合わせ、50%
 期間中、2回書いてもらう予定のレポートを2回合わせて50%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 井上史雄著『日本語ウォッチング』岩波新書
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 期間中、2回、レポートを課題とする予定です。
 詳細は、授業中に発表します。期限内に提出してください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業説明
【第2回】
 「ことばの乱れ」を具体的に分析する(1)
【第3回】
 「ことばの乱れ」を具体的に分析する(2)
【第4回】
 「ことばの乱れ」を具体的に分析する(3)
【第5回】
 「ことばの乱れ」を具体的に分析する(4)
【第6回】
 「ことばの乱れ」を具体的に分析する(5)
【第7回】
 「敬語」について(1)
【第8回】
 「敬語」について(2)
【第9回】
 「敬語」について(3)
【第10回】
 「敬語」について(4)
【第11回】
 文字について(1)
【第12回】
 文字について(2)
【第13回】
 文字について(3)
【第14回】
 言語の習得と教育
【第15回】
 言語の変化のまとめ