Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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広域文学概論 II D 木谷  厳
選択  2単位
【教育】 12-1-1334-3221-16A

1. 授業の内容(Course Description)
 英語圏文学・文化に関する理解を深めることを目的とします。授業ではイギリス、アメリカ、アイルランドなど英語圏で書かれた小説やエッセイなどを、歴史に沿って概観的にみてゆきます。その際、作品理解の補助として映画など視聴覚資料も用います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 小説やエッセイなど散文の言語表現を通じて異文化と自国文化の差異に気づき、それぞれの美質をより深く理解することも目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点、課題、自習、筆記試験から総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業で指示します。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 予習、復習をすることで、授業の内容をより深く理解しておくことを望みます。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 発言や質問など積極的な授業参加を望みます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション――『ハリー・ポッター』にみる小説の伝統
【第2回】
 感受性の時代
【第3回】
 ロマン主義の文学
【第4回】
 19世紀のアメリカ文学(1)小説、エッセイ
【第5回】
 19世紀のアメリカ文学(2)小説と映画版の表現比較
【第6回】
 ヴィクトリア朝の文学(1)小説
【第7回】
 ヴィクトリア朝の文学(2)小説と映画版の表現比較
【第8回】
 中間まとめ(これまでの理解確認)
【第9回】
 20世紀のアメリカ文学と村上春樹
【第10回】
 20世紀前半のイギリス文学
【第11回】
 20世紀後半のイギリス文学(1)児童文学
【第12回】
 20世紀後半のイギリス文学(2)児童文学(原作)と映画版の映像比較
【第13回】
 20世紀後半のイギリス文学(3)カズオ・イシグロと日本
【第14回】
 その他英語圏文学の小説、エッセイ
【第15回】
 全体のまとめ、筆記試験