Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

民俗学 II/民俗学B 鈴木 敏弘
選択必修(24年度入学生/23年度以前入学生)  2単位
【観光経営】 12-1-1340-0753-07A

1. 授業の内容(Course Description)
 民俗学とは、各地に伝えられている生活習慣を素材として、人々の生活の変遷を明らかにし、そこから過去の事象を探ったり、地域の生活誌を記す学問です。
 我々の生活の中では、理由はわからないものの、なぜか習慣的に行っていることがあります。習慣的に行われていると言うことは、そこに何かの理由があるのです。本講義では、その理由を考えてみたいと思います。
 また、民俗学の基本は、資料の収集と分析です。民俗学を学ぶことの第一歩は、聞き取り調査です。受講者の皆さんには、祖父母・父母・近所の方などから聞き取りをしてもらい、民俗学を体感してもらいたいと思います。
 具体的には、民俗学の基本的な知識や方法を講義します。その後、皆さんとテーマを決めて具体的な調査対象を相談していきます。
 講義内容は、民俗学の基本的な知識や方法の他、江戸時代の民俗学等を講義します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 聞き取り調査をおこなって、発表できること。
 発表した内容を、きちんとまとめることができること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席・報告・試験をもとに総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 とくにありません。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 祖父母・父母・近所の方などから聞き取りをする。
 聞き取りする内容について、文献で確認する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 この講義では、自分で学ぶことを目標としています。したがって、自分で調べる、報告をする、という積極的な姿勢を望みます。また、出席と報告は重視します。春期と秋期の講義内容は異なります。
 受講生の人数により事例報告の回数が変更になる可能性があります。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 民俗学とは何か
【第3回】
 民俗学の対象 ①
【第4回】
 民俗学の対象 ②
【第5回】
 民俗資料の分類 ①
【第6回】
 民俗資料の分類 ②
【第7回】
 民俗調査の方法 ①
【第8回】
 民俗調査の方法 ②
【第9回】
 民俗調査の方法 ③
【第10回】
 事例報告-受講生による報告 ①
【第11回】
 事例報告-受講生による報告 ②
【第12回】
 事例報告-受講生による報告 ③
【第13回】
 事例報告-受講生による報告 ④
【第14回】
 事例報告-受講生による報告 ⑤
【第15回】
 まとめ・試験