1. |
授業の内容(Course Description) |
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本講義では、人類の祖先が地球上に出現してから現在までの約200万年間の地球上の気候変動について、変動の実態とその原因を解説し、人間社会との関わりを考察する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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気候変動と人間活動の関わりを、「歴史気候学」の視点から理解することをめざす。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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定期試験と出席状況から総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しない。毎回、プリントを配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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理解を深めるために復習を行うこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回、質問・感想・連絡カードを授業開始時に配布し、授業終了時に回収する。カード・リーダーで出欠をとる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 過去200万年間の気候変動:氷期・間氷期サイクルとその原因 【第3回】 過去2万年間の気候変動:最終氷期の気候と環境 【第4回】 過去1万年間の安定した気候と文明の発展 【第5回】 過去2000年間の気候変動:中世の温暖期と近世の小氷期 【第6回】 歴史時代の気候復元(1)花粉分析:樹木の花粉が語る過去7000年の気候変動 【第7回】 歴史時代の気候復元(2)年輪分析:樹木の年輪から気候の歴史を探る 【第8回】 歴史時代の気候復元(3)生物季節:ブドウの収穫日記録、桜の開花・満開日記録から気候変動を推定する 【第9回】 歴史時代の気候復元(4)湖水・河川の結氷記録:諏訪湖御神渡記録から小氷期の気候を復元する 【第10回】 歴史時代の気候復元(5)古文書記録:江戸時代の藩日記・天候記録から小氷期の気候変動を復元する 【第11回】 19世紀の気候変動(1):太陽活動・火山活動と気候変動 【第12回】 19世紀の気候変動(2):日本最古の気象観測データ「シーボルトによる長崎出島の気象観測記録」 【第13回】 19世紀の気候変動(3):温暖化と寒冷化が繰り返された幕末期の気候激変 【第14回】 歴史と気候の関わり:歴史気候学のすすめ 【第15回】 まとめ
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