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授業の内容(Course Description) |
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人口と家族の関連は、出生率、死亡率、婚姻率、離婚率、乳幼児死亡率、妊産婦死亡率、平均寿命などといった人口現象の変動が家族の在り方に作用する一方で、家族の在り方が逆に人口現象に影響を与えるといった相互規定的関係にあるといえる。 近代社会の家族変動として知られている核家族化や、近年社会問題としてマスメディアに様々な形で取り上げられ議論されている少子化、高齢化といった人口変動もこれらの人口学的指標との相互規定的関連において検討されている。 本講義では、現在的視点に立って核家族化や少子化、高齢化と人口学的指標との関連を検討すると同時に、わが国が人口把握の制度として戸籍制度を持ち続けてきた事実を踏まえ、戸籍に表れている人口と家族についても検討を加えてみたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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人口学的指標に基づく家族変動の実証的分析について検討すると同時に、データの収集、解釈、関連づけなどといった社会学的研究における実証的方法についての実践的基礎を身につける。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験(80%) 授業参加度(20%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:『ヨーロッパの伝統的家族と世帯』P.ラスレット 酒井利夫 奥田信子訳 Libro 1992.10 『歴史人口学のフロンティア』速水融・鬼頭宏・友部謙一編 東洋経済新報社 2001.11 『歴史人口学と家族史』速水融 藤原書店 2003.11
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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律令時代の戸籍残簡や江戸時代の宗門人別帳および現代の戸籍制度、住民票制度について学ぶ。 人口学的な諸指標についての理解を深める。 少子高齢化問題について考察する。 統計的、定量的分析の手法について学ぶ。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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データの収集やその解釈に興味を持つ学生の受講が望ましい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】~【第3回】 人口学的指標と家族 【第4回】~【第6回】 律令戸籍と家族 【第7回】~【第9回】 宗門人別帳と家族 【第10回】~【第14回】 近現代の戸籍と家族 【第15回】 歴史人口学について
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