Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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情報処理演習 I B 近藤 紀子
必修  4単位
【心理】 12-1-1360-3080-04A

1. 授業の内容(Course Description)
 研究レポートの作成、プレゼンテーション、データの統計的分析など、心理学科の他の授業を履修する上で必要になる各種コンピュータ技術の実習を行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 パワーポイントを使って、プレゼンテーション資料を作成することができる。文章の羅列ではなく、相手に伝えることを意識した効果的なスライドの作成を目指す。単に画像を張り付けだけでなく、実験配置図、概念図、モデル図など心理学のレポート作成で必要な作図のスキルを学ぶ。
 エクセルを使って、データを集計することができる。また心理学の領域で求められる正しい形式の表を作成することができる。
 統計分析言語「R」を使って、データの基本的統計分析と、各種グラフを作成することができる。
 コンピュータを用いて実験や調査を行うことができる。自ら刺激を作成し、データ収集、分析といった心理学実験の一連の作業を実施後、レポートを作成することができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席を重視する。随時、課題の提出を求め、その到達度などから総合的に評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 演習に必要な資料は適宜、配布の予定である。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 積み重ねによる学習が求められるので、欠席したり、理解できないことを質問しないでそのままにしたりすれば、先に進めず、どんどんと遅れていくことになる。授業で分からなかった箇所については、十分に復習しておく必要がある。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 心理学情報処理演習IAとIBは形式上二つになっているが、1年間を通じた成績評価をする。このため、どちらか一方のみを取得することはできない。履修登録はそれぞれ春と秋に必要である。また授業を欠席すると単位取得は難しい。
 データ保存用のUSBフラッシュメモリー(4 G程度)を持ってこないと実習ができない。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 詳細な授業日程については、初回授業時に説明する予定である。
【第1回】
 初回は授業に関するオリエンテーションを行う。
【第2回】~【第15回】
 授業の到達目標に合わせて、コンピュータの演習を行う。