Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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卒業セミナー I 小山 郁夫
選択必修  2単位
【外国語】 12-1-1410-0225-16A

1. 授業の内容(Course Description)
 宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を、原文(日本語)と、ロジャー・パルバースの英訳で読みます。
 物語の内容をまず味わうことからはじめます。それから、分担をして、内容に関して調べてもらい、質問や議論の観点を出してもらます。また、賢治の伝記なども調べてもらいます。
 英訳に関しては、そちらに関心がある人を中心に担当してもらい(しかし、全員が少しは関心を持つようにしてください)、日本語のニュアンスと英語のニュアンスの違いや問題点、語学的な観点から見た文化の比較などを論じてもらます。
 ディスカッションやプリゼンテーションを中心に授業を進めます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1)日本語をしっかりと、そして美しく朗読できるようにする。
 2)文章の内容を正確に理解する力を養う。
 3)自分の考えを正確に相手に伝える力を養う。
 4)英作文の力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 1)出席
 2)授業中の積極的な発言と授業への参加
 3)随時行う小テスト
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 宮沢賢治『英語で読む、銀河鉄道の夜』(ちくま文庫)
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 1)各パートを音読すること。
 2)日本語と英訳をよく比較してみること。
 3)全体を何度か通読すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 1.授業中の私語を控え、授業に集中してください。(これが最も大切です)
 2.遅刻はしないで、早めに着席すること。(これも同じくらい大切です)
 3.私が話しをしているときは、その前は横切らずほかの所を通ってください。(「赤い糸」が途切れてしまうから)
 4.第1回目の授業が最も大切ですから、第1回目の授業には必ず出席してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 「1 午後の授業」の前半
【第3回】
 「1 午後の授業」の後半
【第4回】
 「2 活版所」の前半
【第5回】
 「2 活版所」の後半
【第6回】
 「3 家」の前半
【第7回】
 振り返りの中間チェック
【第8回】
 「3 家」の後半
【第9回】
 「4 ケンタウル祭の夜」の前半
【第10回】
 「4 ケンタウル祭の夜」の後半
【第11回】
 「5 天気輪の柱」の前半
【第12回】
 「5 天気輪の柱」の後半
【第13回】
 「6 銀河ステーション」の前半
【第14回】
 「6 銀河ステーション」の後半
【第15回】
 まとめと期末小テスト