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授業の内容(Course Description) |
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講義は、労働基準法を中心に取り上げつつ、労働法の基本的知識の涵養を目的とする。学生諸君が将来社会人となり、労働関係諸問題に直面したとき、適切・妥当に解決できるような知識を身につけると共に、生起する諸問題に対応できるような実務的感覚も磨いていく。働く場が人から成り立っていること、それがどのように労働法と関連するのかを学び、問題点についての解決策を探る。就労者が裁判員に選ばれることが多いこともあり、また、法常識として必要と考えるため、平成21年5月から実施されている裁判員裁判制度についても触れる。 また、講義では労働に関する諸問題を設例形式で取り上げ解説をしていく。適宜、講義中に小テストを行い、講義の理解度を確認すると共に、現実に起きている問題について考える時間を取り、労働問題を解決していく力を養うこととしたい。 労働法Ⅰは比較的に総論と基本的知識を学び、それを踏まえて労働法Ⅱは比較的に各論(グループに分け、課題に取り組んで発表してもらう。)を中心に取り上げることとする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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労働法の基礎知識、労使関係の実務についての基本的な理解を深められるようにする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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試験の成績及び出席数。出席すべき講義の3分の2以上出席しなければ、受験資格はないものとする。 レポート等による補完・救済などはしないので特に注意されたい。 講義は開始時間と同時に始めるので、遅刻は厳禁である。遅刻・欠席等に正当な理由がある場合は証拠資料をもって証明することを求めている。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは、後藤 邦春 著『労働法講義』を使用する。 参考書は、後藤 邦春 著『問答式法律相談』(労働法編)を使用する。 その他の参考文献は、適宜、授業中に紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストの該当箇所を精読すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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労働法における諸問題のうち主として個別労働紛争を中心にして折りに触れて集団的労使紛争を取り上げて授業を進めるものであるから、学生諸君が社会人として、将来、労働契約関係に入る際に必ずや参考になるものと考える。そのつもりで履修されたい。 アルバイトは、労働基準法上の労働者か、労働者ならどのような権利保障を受けられるかなどについても、履修後は、完全に理解できるようになっていることと考える。 労働法 I とIIを連続して履修することが望まれる。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 講義の説明(小テストがあることや、設例問題形式を利用することがあることを説明) 【第2回】 教科書・参考書の説明・問題練習 【第3回】 労働法の学び方・原則と例外、労働実態、(偽装請負等) 【第4回】 設例問題の検討 【第5回】 労働3法について 【第6回】 雇用の形態・男女雇用機会均等法等 労働関連法について 【第7回】 労働法関連法規の改正について 【第8回】・【第9回】 労働法の各論点の説明 【第10回】 DVD鑑賞『裁判員裁判制度』について 及びその解説 裁判員裁判制度と労働法関連問題 【第11回】・【第12回】 労使紛争の種類について 【第13回】 労働問題の解決方法について 【第14回】 労働組合と労使紛争解決について 【第15回】 まとめと春期の総復習
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