1. |
授業の内容(Course Description) |
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日本体育協会公認コーチやトレーナー資格取得に必要な知識の中で、必要不可欠ながら難解な身体のしくみと働き、運動時の変化、栄養摂取にまたがる広範囲な内容を、基礎から始めて15回で習得する。30回程度の講義が組まれるほどの内容が各2回にぎゅっと詰まっているため、相当駆け足ペースで進むので、予習復習は欠かせない。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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解剖学・生理学・スポーツ栄養学・バイオメカニクスの4分野について、指導者に必要な基礎知識を、必要に応じて説明できるようになる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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演習シートとワーク提出30%、レポート30%、知識確認テスト30%、やる気10% ※評価に出席点は含めないが、日本体育協会認定資格科目のため、出席不足の場合には単位は取得できない。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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【教科書】『日本体育協会公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅲ』および『ワークブックⅠ・Ⅲ』テキストⅠは第5章 テキストⅢは第2章と第4章が、本科目で勉強する範囲である。 【参考書】下記以外にも講義中に適宜紹介する。 横浜市スポーツ医科学センター編『図解スポーツトレーニングの基礎理論』西東社 竹内修二著『好きになる解剖学②』、田中越朗著『好きになる生理学』2冊講談社 八田秀雄『乳酸~運動・疲労・健康との関連は?』講談社サイエンティフィク 殖田友子著『スポーツ栄養ガイド4』『 同 6』『 同 7』『 同 8』以上4冊ミューズ
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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【教科書】『日本体育協会公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅲ』および『ワークブックⅠ・Ⅲ』テキストⅠは第5章 テキストⅢは第2章と第4章が、本科目で勉強する範囲である。各自で自分のテキスト(教室へはコピーで持参も可)を準備し、毎回持参すること。ワークブックは提出用に70%縮小(見開きでA4)コピーし、指定提出日までに記入しておくこと。 【参考書】体協テキストが難解なら参考書で理解するとよい。教科書とともに図書館2階指定書棚にあるので、時間があるときに読んでおくこと。 【パソコン】実習には表計算ソフトExcelを使用する。レポートは手書きでもよいが、Wordが使えると楽にできる。学内パソコンを使用する方法も、苦手な人は予習しておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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大学での勉強は、高校までと異なり、知識を教わるという受動的なものではなく、自ら積極的に取りに行くものである。テキストを読んで理解するだけなら独学で十分なところをじかに教授するのだから、演習実習形式で理解を深めてもらう予定である。そのため、通常の講義以上に、私語は授業進行の妨害になるので、講義参加時の私語を厳禁とする。サッカー同様、警告にイエローカードを使用する。累積やレッドもあるので、要注意である。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 背景要因と受講上の諸注意 日本体育協会や健康関連の資格における当科目の位置づけ 【第2回】 解剖学:骨格と筋肉、靱帯のこと① 骨格、筋肉と腱、靭帯の位置と名称、役割 【第3回】 解剖学:骨格と筋肉、靭帯のこと② インナーマッスル(腸腰筋と腰痛のこと) 【第4回】 生理学:身体の中で起こる変化① 酸素の取り込みと運搬/心臓の構造と循環システム 【第5回】 生理学:身体の中で起こる変化② 神経とホルモンによる命令伝達エネルギー供給システム 【第6回】 スポーツ栄養:運動時の栄養学① 体内の状況変化に対応する栄養学の基礎 【第7回】 スポーツ栄養:運動時の栄養学② エネルギーと主要栄養素の必要量 【第8回】 日本体育協会共通科目Ⅰ・Ⅲ復習 日本体育協会ワークブックの仕上げと提出 【第9回】 調べ学習、測定と評価① スポーツ種目と身体組成、エネルギー必要量 【第10回】 調べ学習、測定と評価② 自身の生活習慣と食事記録と分析 (情報学習室使用) 【第11回】 調べ学習、測定と評価② 自身の生活習慣と食事記録と分析 (情報学習室使用) 【第12回】 調べ学習、測定と評価④ 演習レポート作成と提出 (情報学習室使用) 【第13回】 バイオメカニクス:動作解析① 投・走・跳などの動きのメカニズム 【第14回】 バイオメカニクス:動作解析② ボールの回転と揚力、マグヌス効果 【第15回】 総復習と知識確認テスト
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