1. |
授業の内容(Course Description) |
|
水の特性を理解し、水中運動の基本的理論と指導法を習得する。また、水中運動における安全管理についても学ぶ。さらに、4泳法(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)の泳力の向上及び技術の習得をはかるとともに、水中運動(歩行、アクアビクス)の体験と基本的理論を習得する。また、これらの水中運動や各種泳法を実習と同時に、その心拍数を確かめながら、運動強度などについて理解する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
水中運動の基礎について理解している。さらに、4泳法の指導と指導における安全管理ができる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業参加状況(40%)、レポート(30%)、実技試験(30%)で評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
『水泳指導教本』財団法人日本水泳連盟 著、大修館書店 『アクアエクササイズ指導教本』深代泰子、尾陰由美子 著、(社)日本エアロビックフィットネス協会
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
第1回目の授業で配布される資料(4泳法の泳ぎのポイントおよびその指導法)についてよく読んでおいてくだい。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
この科目は、「健康運動実践指導者」と「健康運動指導士」資格の必修科目であるために復習をしっかりすること。また、水着と水泳キャップを準備すること。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 講義1:オリエンテーションと水泳の基礎知識(水の特性と水泳における力学的影響)についての理解する。 【第2回】 水泳に必要な準備体操について理解する。水慣れと水の特性を体験する。また、水の特性と生体応答(心拍数など)について学ぶ。 【第3回】 水中運動 I (ウォーターエクササイズ):水中歩行について学ぶ。また、心拍数により運動強度の変化を学ぶ。 【第4回】 水中運動II(ウォーターエクササイズ):アクアエクササイズについて学ぶ。また、心拍数により運動強度の変化を学ぶ。 【第5回】 クロールの指導法と泳法練習 I :クロールの段階的指導法について学ぶ。 【第6回】 クロールの指導法と泳法練習II:クロールの泳力向上について学ぶ。 【第7回】 背泳ぎの指導法と泳法練習 I :背泳ぎの段階的指導法について学ぶ。 【第8回】 背泳ぎの指導法と泳法練習II:背泳ぎの泳力向上について学ぶ。 【第9回】 平泳ぎの指導法と泳法練習 I :平泳ぎの段階的指導法について学ぶ。 【第10回】 平泳ぎの指導法と泳法練習II:平泳ぎの泳力向上について学ぶ。 【第11回】 バタフライの指導法と泳法練習 I :バタフライの段階的指導法について学ぶ。 【第12回】 バタフライの指導法と泳法練習II:バタフライの泳力向上について学ぶ。 【第13回】 実技テストに向けた、総合練習(スタートやターンなど)を各自の泳力レベルに応じておこなう。 【第14回】 実技テスト(タイムトライアル)をおこなう。 【第15回】 講義2:水泳のスポーツ障害と水中指導の安全管理について理解する。
|