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授業の内容(Course Description) |
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大学院における、最終目的は学位論文を執筆することにつきるが、それには学位論文の構想を明確にしておかなければならない。そのためこの講義では、受講者の構想しているテーマを取り上げ、先行業績・判例等を参加者全員で検討、議論し、問題の本質・論点等を明確化していくことを目標とする。 参加者の希望があれば米国租税法の比較法研究もおこなう。なお、学部レベルの租税法の知識、理解を前提として講義は進められるので、租税法が未履修の者は必ず学部の講義を聴講するか、自主学習を事前におこない一定のレベルの知識を身に付けておくことを希望する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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研究課題の構想が明確になること。その課題の論証をするために先行業績を悉皆的に収集し理解し、自分なりの論証への道筋・ヒントをつかむことを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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講義の出席、講義内でのプレゼンテーション等を加味して総合的に判断する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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租税法を専攻するもの者は必ず税法六法(または税務六法)を持参すること。 最低限基本書として金子宏『租税法』は用意しておくこと。 その他のテキスト・参考文献等は初回の講義時に参加者と協議し決定する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義に臨むにあたっては、よく思索し、多様な見方を検討し、疑問点・自分の見解等を明確にしておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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院生であることを自覚し、弛まぬ研究の姿勢を保持してほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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別途、初回講義時に説明する
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