Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

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法学概論A 堀田 晶子
選択  2単位
【法律】 12-1-1210-3290-03

1. 授業の内容(Course Description)
法の理念は、「正しさ(正義)」であると言われます。正しさは本来、人の数だけ存在します。人が集まれば、お互いの正しさがぶつかり合い、時には紛争に発展します。紛争を解決するには、各々の正しさを理解し、尊重した上で、不平等にならないように調整する必要があります。この授業では、法を学ぶ上で必要なバランス感覚を養いつつ、「法とは何か」(法の守備範囲)について、様々な角度から検討します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)
法の意義や目的について、様々な考えを比較検討した上で、自分の意見を述べられるようになること。

3.
成績評価方法(Grading Policy)
試験によって評価しますが、救済措置として、出席状況も若干加味します(白紙答案等は、救済の対象から除外します)。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
お薦めの基本書や参考書等は、第一回目の授業で紹介します。
授業には、「六法」を持参してください(どの出版社の六法でも構いません)。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
授業中に配布されたレジュメや、自分のノートを読み返しながら、復習してください。疑問点があれば、適宜メモして、基本書や参考書等で確認すると良いでしょう。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。書いて覚えることが大切です。聞き取れなかった時は、遠慮なく質問してください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)
第1回 オリエンテーション -法学を学ぶ皆さんへ-
第2回 法の守備範囲① -法とは何か?-
第3回 法の守備範囲② -法とその他の社会規範-
第4回 法源① -成文法と不文法①-
第5回 法源② -成文法と不文法②-
第6回 法の解釈
第7回 法の特徴① -法の基盤となる社会-
第8回 法の特徴② -法と強制-
第9回 法の体系・法の構造
第10回 法の分類① -公法と私法-
第11回 法の分類② -その他の分類-
第12回 法の効力
第13回 法と裁判
第14回 法の歴史/まとめと補足
第15回 授業内試験および解説