1. |
授業の内容(Course Description) |
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刑法解釈論上の論点のうち、特に、特別刑法上の犯罪に関係する論点を中心に検討する。 具体的には、わが国の近時の古稀祝賀論文集掲載論文等の概要を、受講者に適宜割り当てて報告してもらう。その上で、それを基に、参加者全員で議論しながら、当該論文において問題となっている論点の理解を深めていく。なお、重要論点を扱う文献については、複数回にわたって検討する場合もある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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修士論文の作成のための基礎的な能力を獲得することを、到達目標とする。 そのためには、取り上げた文献についての理解を深めることに加えて、他者を説得することの出来る、分析力、論理力および表現力の獲得が必要となる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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報告(60%)と議論への貢献度(40%)を総合して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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「交通刑事法の現代的課題 岡野光雄先生古稀記念」(成文堂、2007年)、「神山敏雄先生古稀祝賀論文集 第二巻 経済刑法」(成文堂、2006年)掲載の論文を検討する予定である。なお、検討文献については、受講生の関心に応じて変更する可能性がある。 また、最新の六法を持参すること。 参考文献については、初回の講義で紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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検討する文献を熟読し、また、関連文献を収集し検討するなどして、論点についての理解を深めておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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刑法総論および刑法各論についての基本的知識を有していること。刑事訴訟法についての知識も有していることが望ましい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、報告担当の割り振り 【第2回】 報告1 【第3回】 報告2 【第4回】 報告3 【第5回】 報告4 【第6回】 報告5 【第7回】 報告6 【第8回】 報告7 【第9回】 報告8 【第10回】 報告9 【第11回】 報告10 【第12回】 報告11 【第13回】 報告12 【第14回】 報告13 【第15回】 報告14
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