Web Syllabus(講義概要)

平成24年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
刑法研究 II 渡邊 卓也
選択  2単位
【法学研究科】 12-1-1210-3293-08

1. 授業の内容(Course Description)
刑法解釈論上の論点のうち、特に、判例において実際に問題とされた論点を中心に検討する。
具体的には、わが国の判例を分析した判例解説・判例評釈等の概要を、受講者に適宜割り当てて報告してもらう。その上で、それを基に、参加者全員で議論しながら、当該判例において問題となっている論点の理解を深めていく。なお、重要論点を扱う判例については、複数回にわたって検討する場合もある。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
修士論文の作成のための基礎的な能力を獲得することを、到達目標とする。
そのためには、取り上げた文献についての理解を深めることに加えて、他者を説得することの出来る、分析力、論理力および表現力の獲得が必要となる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
報告(60%)と議論への貢献度(40%)を総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
松原芳博編『刑法の判例 総論』(成文堂、2011年)、高橋則夫=松原芳博編『判例特別刑法』(日本評論社、2012年)掲載の判例を検討する予定である。なお、検討判例については、受講生の関心に応じて変更する可能性がある。
また、最新の六法を持参すること。
参考文献については、初回の講義で紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
検討する文献を熟読し、また、関連文献を収集し検討するなどして、論点についての理解を深めておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
刑法総論および刑法各論についての基本的知識を有していること。刑事訴訟法についての知識も有していることが望ましい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス、報告担当の割り振り
【第2回】
 報告1
【第3回】
 報告2
【第4回】
 報告3
【第5回】
 報告4
【第6回】
 報告5
【第7回】
 報告6
【第8回】
 報告7
【第9回】
 報告8
【第10回】
 報告9
【第11回】
 報告10
【第12回】
 報告11
【第13回】
 報告12
【第14回】
 報告13
【第15回】
 報告14